2021年07月18日
今回は実際に一般事務で働いている私だからこそ分かる『辛いこと・嬉しかったこと』を他の一般事務の方の口コミと併せてご紹介させて頂きます!
一般事務を目指している方や、一般事務がつらくてもう辞めたいと思っている方は是非ご参考にして見てくださいね!
それでは見ていきたいと思います!
目次
一般事務で経験した辛かったこと・他の人の口コミも!
一般事務とは?
まず簡単に一般事務についてご説明させて頂きます。一般事務とは民間企業や官公庁、団体といったさまざまな組織で事務作業全般を担当する職種です。
具体的には、資料や契約書の作成、郵便物の仕分け、ファイリング、メールやFAX送信、電話・来客応対などを行います。
パソコンスキルを向上させることができ、よりスピーディーで正確な書類を作成するスキルが求められます。
未経験のスキルなしでも入社できる求人が多く、座り仕事で肉体的な負担もないので人気なお仕事ランキング上位に常にランクインするお仕事なんですよ!
私が辛かったこと
まずは一般事務で私が一番辛かったことです。
オフィスワーク未経験で前職が飲食店勤務だった私が最も辛かったことは『動けないこと』です!
飲食店ではお客さんやホールスタッフ、キッチンスタッフと和気藹々お話をして動き回って汗を流していました。
一般事務では、勿論わからないことがあれば先輩社員に質問して話せますが、基本的に業務中は無言です。
更にお昼休み以外はほぼ座っているので足は浮腫むし、運動不足になるし慣れるまで大変でした。
また閉鎖された空間で毎日同じ人々と会うことが辛かったです。元々人付き合いは苦手と思っていなかったのですが、上手くいきませんでした。
仕事の仲間なので仲良くしていきたかったのですが、やる気の温度差や考え方の違いで人間関係がギクシャクしてしまったんですね。
ギクシャクしても、わからないことはその人に聞かなくてはならないし、気まづい気持ちで一杯でした。
その他の人の辛かった口コミ
続いて私以外の人の辛かった口コミを見つけましたのでご覧ください!
『業務が幅広く、覚えることが多すぎて大変でした!勤務先によっても異なるんだと思いますが、私が働いていた一般事務はパソコンを使った資料作成から日報などのデータ入力、ファイリングや来客応対、郵便局へのお使いなど、さまざまな仕事を任されました。
ノルマがないと思って入社したのに、仕事は指定された期日までにきちんと終わらせなくてはならない納期が設けられていて同時に複数の仕事を進めていくことがとても大変でした。
大変なのに給料は安くて、楽な仕事と思われます。もうやりたくないです。(20代/女性)』
『良い人間関係を築くことが一番重要だと思いました。
なぜなら一般事務は、基本的に1日のほとんどの時間をオフィス内で過ごすからです。他のスタッフたちと、どう上手にコミュニケーションをとっていくかによって自分の立場や評価さえ変わってきます。働きやすさが大きく変わってきます。
私のいた会社の事務スタッフは全体的に女性が多かったので、どうしてもギスギスしてしまい女性同士ならではの人間関係で悩んでしまいました。(30代/女性)』
『給与が低いことが一番辛かったです。たしかに残業もないので、プライベートな時間は増えますがお金がないので全く遊べませんでした。また、やりがいや将来性を感じることが出来ず死んだように仕事をする毎日でした。
将来家庭を持った時にこの給与ではぜったい養っていけないし、将来的にAIに代替えされてしまい無職になってしまうのではないかという不安が常にありました。(30代/男性)』
一般事務で経験した嬉しかったこと・他の人の口コミも!
パソコンスキルが上がった
ずばり、パソコンスキルがぐっと向上したことです!
もともとネットサーフィンをする程度にしかパソコンを利用しなかった私ですがOffice製品などのツールの知識は皆無でした。
しかし一般事務ではデータ入力や計算、資料作成などで日々当たり前のように使っていくので業務を通してすぐに経験値がたまりました。
資格が増えた
会社に資格支援制度があったので、MOSの資格と簿記二級の資格、ITパスポートの資格を取得することができました。
この資格のおかげで、一般事務から転職しキャリアアップできたと言っても過言ではありません。更に資格によっては手当てが出て給与にダイレクトに影響してくる企業も少なくありませんので、やる気がでますよね!是非皆さんも挑戦してみてください!
ビジネスマナーを身につけられた
私の会社では電話対応や来客対応も一般事務の仕事でしたので、ビジネスマナーや言葉遣いを身に付けることができました。
電話対応や来客対応は会社の顔です。私がヘマをすると会社のイメージが下がってしまうのです。そのため社内ではビジネスマナー研修があり電話対応からクレーム対応、お茶の出し方から身だしなみまで事細かに教えてくれました。
大変といえば大変でしたが、これらは冠婚葬祭などのマナーと通づる点も多くプライベートにも活かせることでしたので身につけられて大変良かったです。
その他の人の嬉しかった口コミ
続いて私以外の人の嬉しかった口コミを見つけましたのでご覧ください!
『事務は会社や営業やお客様の助けになる仕事ですので、前に立って人を引っ張っていくよりも、裏方に回り人をサポートすることが好きだった私には向いている仕事でした。先回りして資料準備などをしておいたり、良い電話対応をしてありがとう。と社内外から言ってもらえるととても嬉しく、やりがいを感じる瞬間です。(30代/女性)』
『はじめは覚えることが多くて不安でした。
しかし、オフィス未経験だった私がスキルを身につけることができました!我が社は資格支援制度や資格手当てが充実していますので、積極的に資格を取得しています。この会社に入社しなければ、こんなに積極的に資格を取ることはなかったでしょう。
資格は一度身につけてさえしまえば強い武器になります。今は独身ですが、いずれ結婚出産したときに社会復帰できるような人材になるために日々勉強していきたいと思います。(20代/女性)』
『アパレルショップの店員だった私は30歳にさしかかり、体力的に立ち仕事は辛く、今後どうしていけばいいかと悩んでいました。そんな時に一般事務の仕事を見つけました。30歳までオフィスワーク未経験だった私がなれるオフィスワークはないと思っていたのですが、未経験okだったのですんなり入社することができました!
一番嬉しかったのが座り仕事ができたことです。体力的に辛いということが全くなくなりました。またアパレル時代で女社会は慣れていたので女性が多くてもそこまで辛くはありませんでした。アパレルと比べるとノルマもなく楽な仕事だと思っています!(30代/女性)』
一般事務をやめたい・やりがいがないと思った方へ
私が働いて分かった辛いことや嬉しかったことを挙げていきましたが如何でしょうか?
今の職場で一般事務として働くのが辛い方や、やりがいを感じられない方、続けることだけが正義ではありません。向いていないことを続けても成果は生み出せませんので、思い切って転職を考えることも大切です。
一般事務として働いていると、閉鎖的な空間なので職場での人間関係に悩んでいる人は数多くいます。決して少なくはないんです。人間関係に悩んで最悪鬱になり、会社に行けなくなってしまう前に転職を考えることも大切です。それは決して逃げではありません。
それでも、どうしても事務職に拘る方は他の事務職を目指してはいかがでしょうか?
事務職とひとくちに言っても様々な事務職があります。
- 一般事務
- 経理事務
- 総務事務
- 営業事務
- 医療事務
- 貿易事務
- IT事務
- 法務事務
ざっと挙げてもこれだけあるんです。
同じ事務でも身体を動かしたいなら営業事務を選んだり、男性の多い職場で働きたいなら、経理事務・IT事務を選んだり、やりがいやキャリア形成を重視したいなら貿易事務や法務事務を選ぶのが良いでしょう。
基本的な業務に大きな違いはないのに得られるスキルが違ってきますよ。
次に転職したい事務職が決まったら、転職活動になると思いますが、実際に他の職場に転職を考える際は、怪しい求人サイトはオススメしません。
監査の厳しくないサイトですとブラック企業の求人が横行している場合が殆どです。せっかく転職できても就職先がブラック企業だったら元も子もないですよね。
例えば大手の求人サイトですと監査が厳しくホワイト企業の求人が殆どです。
利用するのなら、大手の求人サイトがおすすめになりますよ!
今回は一般事務で実際に勤務した私だからわかる『辛いこと・うれしかったこと』のまとめでした!
いくら人気の職業だからと言っても向き不向きがあると思います。
はっきり言って私は向いていませんでした(泣)
頑張り続けることも大切ですが、おもいきって転職してみるのも一つの手でしょう!
特に『IT事務』は現在人手不足で引く手数多の業界です。未経験から高収入の多いといわれるIT業界に入れる夢のあるお仕事なんですね。今後AIの発展により仕事も増えて行くことが予想されますので、将来性もありますよ!
皆さんも合わないまま無理に続けるのではなく、思い切って転職して納得のいくお仕事を探してくださいね!
ここまでご覧頂き、ありがとうございました!