事務職でキャリアプランを立てるならIT事務が絶対的に有利!

2019年10月29日

今回は話題のIT事務についてまとめてみました!
 
・IT事務と一般事務はキャリア形成に差があるって本当??
・IT事務と一般事務の給与は差が出てくる?事務同士だから給料は変わらない?
 
こんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか?
 
どうせ同じような事務職ならスキルを得られて給与がもらえる方がいいですよね!
 
結論から申し上げると『IT事務の方がスキル・給与共に入社して数年後には絶対的に有利になります!』
 
どうしてIT事務の方が一般事務より有利になるのでしょうか?
それでは、違いを見ていきたいと思います!

【一般事務とIT事務のスキルの違いとそのキャリアプラン】

まずはキャリア形成について見ていきましょう!

般事務のスキル面のキャリアプラン

一般事務でのキャリアアップは企業によりますが、はっきり言って難しいです。
 
なぜなら一般事務は経理や会計、書類作成などのルーチンワークをこなすだけの場合が多いからです。また電話対応やMOSなどのオフィスソフトを使えるだけで業務がまかなえる場合が多いため、新しく知識をつける機会がありません。
 
会社の資格取得支援制度もない場合が多いので、自分から率先して資格を取得しよう!と思う方は少ないのではないでしょうか。
 
しかも今後AIが人間の仕事を、代替えしていくことが予想されますが一般事務も例外ではないでしょう。
ルーチンワークはAIが得意とする業務ですので、代替えされる可能性はかなり高いのではないでしょうか。
そのため、今後5年から10年後には一般事務の求人数は激減し、採用の数が減る傾向に進んでいくでしょう。
 
その中でも一般事務を一生の仕事としてキャリアを積んでいきたいと!という方には中小のベンチャー企業に就職することをお勧めします。
 
ベンチャー企業は最小限の人数で業務を行うため一般事務として就職しても事務以外の幅広い職種に携われるチャンスがあります。また人脈も増えますので万が一の時の転職もツテがあるので多少有利に働きます。
 
雑務以外の幅広い業務をこなすことのできる事務職は、どこの企業でも貴重な人材として見てもらえる可能性が高いので経験を生かしてキャリアチェンジしてみるのも良いでしょう。
 
一般事務で積んだキャリアや独自に語学などを勉強していけば以下のような職種に転職できるかもしれません!

・営業

自社の物品やサービスなどを販売・仲介するために営業する職業。一般事務程度のPCの知識があれば十分に転職可能です。営業の年収の平均は400万円で最大年収は800万円です。

・経理

金銭の支出にて管理する職業。一般事務で学んだパソコン業務やルーティンワークを生かすことができます。経理の年収の平均は360万円で最大年収は800万円です。

・秘書

会社の社長や役員などの重要な職務にある人の庶務を行い機密の事務を取り扱う職業。正社員であれば秘書の年収は一般事務職の年収より少し高めで年収も330万円~440万円ほどになりますよ!

・営業事務

営業事務とは、主に営業部門や営業職の人のサポートやバックアップをする仕事です。営業事務の平均年収は約400万円です。

・貿易事務

貿易事務とは、貿易に関わる企で勤務する事務職のポジションを指します。
海外とやりとりする場合も多く他の事務職より専門性が高く、専門知識と語学力が必要なお仕事です。平均年収推移は420万円~460万円となっています。

・特許事務

特許事務とは会社で生み出したアイデアを守るために申請する「特許」に関することをする事務職になります。
勤務先は弁理士事務所や、特許事務所が多く業務内容は主に特許庁に提出する申請書の作成などです。特許事務の平均年収は380万円です。
 
一般事務のキャリアプランについて以上になります。
独自で語学や法律を勉強して特許事務や貿易事務に進むことができればお給料はぐっと上がり、将来AIに取って代わられることもなさそうですね!
 
続いてIT事務のキャリアプランについてみていきましょう!

IT事務のスキル面のキャリアプラン

まずIT業界では、未経験者も多く採用している傾向があるため手厚い研修や学習支援制度がある場合が多いです。
 
入社後まずは研修から始まる会社が殆どで、ワードやエクセルなどオフィス社製品を使用したパソコンの基本的な使い方から学び、その後プログラミングやゲーム制作、アプリ製作のサポートなどを経て楽しみながら約1ヶ月かけてJavaやC言語を習得していく流れになります。
 
それ以降は資格を取ると給与手当が出る場合も多いので、学習しようという意欲が増しますよね!
 
手当などに応じて「興味がある分野」から資格やプロジェクトを探し、実務経験の実績を積んでいく形になるでしょう。
 
業務をサポートしていく中でプログラミングやIT言語に触れる機会が多いので自然と業務の中で学んで行くことができます!お給料をもらいながらキャリアアップしたい方にはもってこいのお仕事ですね!
 
会社の学習支援制度を利用してIT関連の国家の資格を取得すればプログラマーやエンジニアになる道も選ぶことができますよ!
 
そんなITサポート事務で積んだキャリアで転職できる職種はこちら!

・プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーとは実際にシステム開発に関わるプログラマーやシステムエンジニアとは違い裏方に回りシステム開発の礎になるシステム開発において非常に重要な立場の職種です。平均年収は680万円と日本の平均年収を大きく上回ります。

・ITコンサルタント

ITを切り口に経営などに関わるコンサルテーションを提供する職業をITコンサルタントと言います。
顧客のニーズに合ったシステムや技術を提案することが主な業務です。平均年収は690万円、大手のコンサルタントになると1.000万円以上稼ぐ方もいます。

・IT営業

IT営業はパッケージソフトなどの自社製品、顧客のサイト制作など、ITに関わるサービスを販売するお仕事です。
自社製品については多少知っておく必要がありますが、プログラミング技術などは必要ないのでITに関する知識があまりなくても、務まるお仕事といえるでしょう。平均年収は550万円です。

・プログラマー

プログラマーとはコンピュータを製作する人全般を指します。一般的な業務はプログラムの作成、コーディング、ソフトウェアテストなどになります。平均年収は414.6万円となっています。

・システムエンジニア

システムエンジニアは、システムの設計・開発・テストを手がけるお仕事です。プログラマーとの区別がわかりにくいのですが、主に開発フェーズのなかで“上流工程”と呼ばれる部分を担うのがシステムエンジニアになります。年収は550.8万円とプログラマーより高い結果となりました。
 
IT事務のキャリアプランについて以上になります。
国家の認定試験なとをIT事務時代に取得しておけばキャリアアップが充分にできそうですね!

【一般事務とIT事務の給与面の違いとそのキャリアプラン】

続いて一般事務とIT事務の給与面について解説していきたいと思います!

ー般事務の給与面のキャリアプラン

まずは一般事務の給与面についてです!
厚生労働省から出ているデータの賃金統計基本調査で算出された男女比率から独自に男女それぞれの40代の平均年収を予想してみました!
 
男性
【平均年収】273.3万円 【平均月収】17.1万円
女性
【平均年収】206.3万円 【平均月収】12.9万円
 
最大年収:500万円程度
 
年代別のデータを見ていきますとこんな感じです。
 
20代の年収240万円
30代の年収240万円
40代の年収422万円
 
一般事務の平均年収は男女を平均すると248万円。この中には派遣社員や非正規雇用も含まれていますので、正社員であれば平均年収は300万円前後になると思います。上場企業や大手企業に限定すれば平均年収は約350万円ほどになるでしょう!
 
一般事務の特徴としてはアルバイト、パートのような非正規雇用が多いことにあります。
ですので、いざ転職しようとしても正社員の求人が見つかりにくい傾向にあります。
 
パートやアルバイトの一般事務の時給は850円から1000円前後が相場ですので、これで生計を立てていくのは若いうちは容易ですが、老後などを見越すと一生一般事務でいるのは難しいのではないでしょうか。
 
正社員であっても最高年収は50代を最高地点として500万円となっていますので、そこまでの高収入は期待できません。
 
もし一般事務で年収1000万円以上を稼ぐ高年収を目指すのであれば、習得していきたいスキルとしてはビジネスレベルの英会話や中国語の語学力を身につけて外資系企業に転職すれば可能性はありますよ!

ITサポート事務の給与面のキャリアプラン

基本的には同じ新卒であっても中途であっても一般事務よりITサポート事務の方が時給換算すると数百円高いお金が貰えます。どこの企業でも殆どです。
 
例えばサイバーエージェント社は新卒でも年収が400万円を超えてきます。その分、他の企業より倍率は高くなってしまいますが、20代前半で400万円稼げてしまうのは凄いですよね!
 
年代別のデータを見ていきますとこんな感じです。
 
20代の年収 350万円
30代の年収 410万円
40代の年収 500万円
 
一般事務と比べるとどの年代も高い給与を貰っていることがわかりますね。
これは資格制度や独立支援制度などを導入している企業が多いため、資格を取得しその手当が出ているというのも大きいみたいです!
 
IT事務を経てプログラマーやエンジニア、ITコンサルタント、そして独立して会社設立へと進んで行く人は非常に多く、そうなると年収1.000万円も夢ではなくなってくる世界ですね!

まとめ

今回はITサポート事務と一般事務のキャリアプランについてのお話でした!
 
ITサポート事務は未経験、資格なしからIT業界に挑戦できて社内研修や学習支援によりキャリアアップできる職業ということがわかりましたね!
手当が出るのでダイレクトに給与に影響するシステムは、やる気にも繋がりますね!
 
給与面も一般事務と比べると常に高く将来性もあるとても可能性のあるお仕事ですよ。
 
しかしある程度向上心が必要になります。
ITについての研修を受けたり、資格を取ったりすることが面倒、最低限のお給料だけ貰えれば良い。という方には向かないかもしれませんが、未経験でスキルアップしたい!という方にはオススメですよ!
 
ここまでご覧頂きありがとうございました!

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