2019年11月20日
今回は今話題のITサポート事務の年収例とともにIT業界全体の平均年収について調べてみました!
目次
【ITサポート事務の年収例①】初年度・1年目の平均
まずはITサポート事務についてです。
一年目の平均年収は大体300万円です。大卒の新入社員の平均年収が206万円と言われている時代のため、かなり良い方ではないでしょうか?
しかしリッチなイメージのあるIT業界では少し少なめと思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、あくまでもこの年収の金額は何のITの知識もノウハウもなく、未経験でITサポート事務に就職された方の平均になっています。
例えば一年目の最初の数ヶ月の主な業務は先輩社員による研修やPC操作の指導及びタイピングの指導。またマイクロソフトオフィスのExcel・Word・PowerPointなどのごく一般的な基本的PC指導を受けることです。
その後、プロジェクトチームに派遣され資料作成やデータ入力などを一人で行っていきます。
これらの全く専門的でない業務内容で平均年収300万円は大変割りが良いとは思いませんか?
続いてITサポート事務について入社一年目の方の口コミはこちら!
『日々の仕事において、プロジェクトのエンジニアと営業を支えるやりがいが実感できます。Aさん 年収/300万円(ITサポート職/経験1年)』
『資格取得の支援制度があるため、仕事と並行しながら資格を取ることができます。資格を取ればとるほどスキルアップしますし手当がでる資格もあります。Bさん 年収/320万円(ITサポート職/経験1年)』
【itサポート事務の年収例②】2~3年目の平均年収
次にITサポート事務2〜3年目の平均年収になります。
2〜3年目の平均年収は400万円になります。
これはITパスポートやMOSなどの業務に役立つ資格を習得した手当で年収が増加していたり、テクニカルサポートなどの少し高度なことも任されるようになった結果年収が1年目と比べると100万円ほど増加しているようです。
そのほかITコンサルタントのようにスケジュールの管理や作成まで任されるようになっていたら2〜3年目であっても更なる年収アップが期待できるでしょう。
続いてITサポート事務3年目の方の口コミはこちら!
『フリーターで年収200万だった私が3年で倍の400万円までになりました。能力がそのまま給与に反映されるシステムになっていますので、やりがいがあります。(Cさん 年収/400万円 ITサポート職/経験3年)』
『製造や金融などさまざまな企業に行って問い合わせに応えるITサポート事務担当。いろいろな業界の人と関われる機会があって面白いですよ!(Dさん 年収/450万円 ITサポート職/経験3年)』
【itサポート事務の年収例③】4年目以降の平均
4年目以降になると、その人のキャリアの積み方により年収に大きな差が生まれてきます。
しかし平均すると年収は大体550万円程度になります。
業務内容はビッグデータやマネーの仮想化、クラウドなど国や企業の将来の基盤となるIT環境を構築していくインフラエンジニアという業務や、スマホアプリの作成、企業向けのセキュリティーアプリの作成などを行います。
『ゆくゆくはエンジニアになりたいという夢が出てきました。仕事と並行してIT関連の国家資格をとるために日々勉強しています。(Eさん 年収/620万円 ITサポート職/経験5年)』
『激務と言われればノーとは言えませんが、それ相応のお金をもらっていますので仕方がありません。年収1.000万円クラスを目指すためにさらなるスキルアップに励んでいきたいと思います。(Fさん 年収/700万円 ITサポート職/経験7年)』
【おまけIT業界全体の平均年収】ITサポート事務からキャリアアップで十分転職可能!
ITサポート事務についての平均年収は大体お分かり頂けたかと思います!
それでは続いてIT業界を業種別にわけた平均年収をご紹介していきたいと思います!
ITサポート事務としてIT業界に入社してから、どんどんキャリアアップしていけば
・プロジェクトマネージャー
・ITコンサルタント
・営業
・プログラマー
・システムエンジニア
などの職に転職することができます!
今回はおまけでこれらの職の内容と年収も簡単にまとめてみました!
「プロジェクトマネージャー」の平均年収
プロジェクトマネージャーの平均年収は670万円となっており、IT業界の中でも高い年収が期待できる職種になっています。
しかし知名度は高くなく何をしている職業なのかも分からない方が多いのではないでしょうか?プロジェクトマネージャーとは実際にシステム開発に関わるプログラマーやシステムエンジニアとは違い裏方に回りシステム開発の礎になるシステム開発において非常に重要な立場の職種です。
そのため、プロジェクトマネージャーは未経験者や経験の浅い人がなることは殆どありません。
プロジェクトマネージャーはIT業界に長く携わっていて、その上で十二分なキャリアをもった人材が求められます。
そのため、今後プロジェクトマネージャーを目標に頑張っていきたい方は今から先を見据えて必要な能力を鍛えることが大事になってきます。
「ITコンサルタント」の平均年収
ITコンサルタントの平均年収は610万円です。
独立すると1.000万円近い平均年収になるのですが、会社勤めの場合は610万円になります。
ITコンサルタントになるには、ITソリューションを事業として行っている企業に入社することが一番早い近道でしょう。
こちらもIT業界の中では高い年収ですが特に必要な資格というものはありません。
しかし豊富なIT知識がなければ務めることのできない仕事内容が主であるため、若手には務まりにくい仕事といっても良いでしょう。
生涯賃金は2億6230万円と日本の平均よりも高いです。
「営業」の平均年収
IT営業の平均年収は472万円です。IT業界の中では高くも安くもない平均年収です。IT営業は特別パソコンに強くない人でもなれたり、学歴不問の場合が多かったり、年齢制限がなかったりと間口の広い職種なので大変人気です。
主な業務はパッケージソフトなどの製品の販売やシステム開発やWebサイト制作など、IT(インフォメーション・テクノロジー)に関するサービスを提供する職種です。
未経験でも入社できますが、取り扱う商品がIT商品のため、当然IT全般の知識やスキルは必要になってきます。
IT業界でなくとも、自社製品や自社サービスについての専門知識は当然必要になってきますよね。
会社によってはITを担当するのはエンジニアやディレクターに任せて、IT営業とは名ばかりで殆ど営業しかやらせてもらえない!
などの会社もあるみたいなので、本当はエンジニアになりたいけど、とりあえず今は知識がすくないためIT営業を通していずれはスキルアップし、エンジニアなどになりたいと思っている方は注意が必要ですね!
「プログラマー」の平均年収
プログラマーはシステムエンジニアと同じような仕事内容の場合も多いのですが平均年収は414万円とシステムエンジニアの平均年収より136万円も少ないのです。
そのため、プログラマーは定年が35歳と言われています。
なぜ35歳かと言うと、35歳を界にもう年収があまり変わらないからです。
そのため、プログラマーは35歳までにキャリアアップをし、エンジニアなどに転職しているようです。
しかしこれはあくまで平均です。プログラマーでも1.000万円以上を稼ぐ人は多くいます。
例えば、より稼げるプログラミング言語を習得したり、常にプログラミングスキルを磨く努力をすれば、年収1,000万円プレイヤーは夢ではありませんよ!
「システムエンジニア」の平均年収
システムエンジニアの平均年収は550万円です。
システムエンジニアは激務で安月給という昔のイメージがありますが、昨今はそれが変わってきています。
システムエンジニアの減少により、希少価値が高まっている状態のため、昔と比べて大分平均年収が増えてきました。今後は更に希少価値が高まり、給料の増額が見込める安定した職業になっていくでしょう。年代別のデータも出ていましたのでご参考にしてみてください!
20代:30万円
30代:45万円
40代:49万円
まとめ
今回はITサポート事務をメインにIT業界の業種別の平均年収についてまとめてみました!
やはりIT業界はイメージ通り高収入を得られる職種で、ITサポート事務でもスキルアップしていけば20代で550万円という高収入を得られることがわかりましたね!
さらなる高収入を得たい方もITサポート事務でスキルアップした後、エンジニアやITコンサルタントに転職、独立することで1.000万円以上の年収を稼ぐことは夢ではありません。
IT業界は手に職をつけることができますので、長い目で見て安定して働くことができますし、スキルアップ次第で様々な職に転職も可能です。現在IT業界はスマホの普及などによる急激な発展により慢性的な人手不足になっていますので、未経験大歓迎の広き門になっています。
皆さんも是非このタイミングでIT業界に足を踏み入れてみてくださいね!
ここまでご覧頂きありがとうございました!