2019年07月16日
最近、求人雑誌などを見ると一般事務ではなく、ITサポート事務という職種の求人をよく見かけませんか?
募集要項を見てみると、お給料は一般事務より良いけど、聞きなれない職種のITサポート事務ってどんな仕事内容で未経験でも大丈夫なのかな?などと考えて中々応募できませんよね。
そして事務と聞くと女性が多いのかな?と思われる方も多いかと思うのですが、実はITサポート事務は男性の就労率の高い男性が多い職業なんです!
今回は今話題のITサポート事務について解りやすく解説をしていきたいと思います!
是非ご参考にして下さい!
目次
【ITサポート事務を目指す男性へ①】仕事内容は?男性の方が多い事務職です!
ITサポート事務は従来の一般事務のようなデータ入力や事務作業を行いつつ、並行してWEB製作やアプリ開発等のプロジェクトに関わる『事務兼エンジニア』といった立ち位置のお仕事です。
エンジニア業界は男性の就労率が高いのでITサポート事務にも男性が多いのは納得ですね!
事務兼エンジニアと聞くと、かなり難易度が高そうに思いますが、それは大きな誤解なんです。
実際ITサポート事務は元フリーターやIT業界に関係ない業種で働いていた会社員など未経験で入社する方が大半です。
なぜ、未経験でもやっていけるのかというと入社直後から、いきなり現場に放り込まれて全てを任されることはまずないからです。
大抵の会社では入社当初は簡単なデータ入力や事務作業などその人にあったレベルの業務からはじめる事が可能です。
会社によっては研修制度を設けておりスクーリング形式で受講講座を開いていたりもしますので、実践を交えつつ働きながら学びスキルを習得することができる非常に効率の良い勤務内容になっているのです。
そのような未経験の方にもサポートを行ってくれる企業が大変多いため、未経験でも成長していきたい方には大変オススメの職種だと思います。
求人サイトからITサポート事務の1年目の業務内容の情報を見つけましたのでご覧ください!
[1年目の業務]
●パソコン、エクセル、ワードの研修。
●ITシステムの使い方のマニュアルや、会議メモなど書類づくり。
● お客様からの「PCの電源がつかない」などのお問い合わせへの対応をマニュアルに沿って行う。
●お客様のシステムサポート業務。
1年目以降からは慣れてくるとシステム開発を行なったり、システムを導入した企業に常駐して、運用やトラブル時の対応などを担当するエンジニアのような仕事をする場合もありますが、一年目は基本的には一般事務と変わりはなさそうですね。
簡単な書類作成や一般的なPC操作や企業の方からのお問い合わせへの対応はIT知識がなくとも問題なく出来そうですよね!
【ITサポート事務を目指す男性へ②】どのくらい稼げるようになる?夢のある職業です!
続いてITサポート事務の年収についてです。
1年目、2年目、4年目以降に分けて解説していきたいと思います!
まず、一年目の男性の平均年収は大体300万円です。
IT業界全体で考えるとあれ?思ったより低くない?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、大卒の新入社員の男性の1年目の平均年収が206万円と言われている時代ですので、それと比べるとITサポート事務の1年目の年収は、かなり良い方ではないでしょうか?
一年目は殆ど勉強と社内研修、1年目の終わり頃に少し任され始めてきたかな?というくらいの業務内容になります。
そして2〜3年目のITサポート事務の男性の平均年収は400万円前後になります。
これは会社の資格取得支援制度や社内教育により、ITパスポートやMOSなどの業務に役立つ資格を習得した手当で年収が増加していたり、テクニカルサポートなどの少し高度なことも任されるようになった結果年収が1年目と比べると100万円ほど増加しているようです。1年で100万円年収が上がるというのはすごいですね!
そのほか実力が認められてITコンサルタントのようにスケジュールの管理や作成まで任されるようになっていたら2〜3年目であっても更なる年収アップが期待できるでしょう。
4年目以降になると、その人のキャリアの積み方により年収に大きな差が生まれてきます。しかし平均すると年収は大体550万円程度になります。
業務内容はビッグデータやマネーの仮想化、クラウドなど国や企業の将来の基盤となるIT環境を構築していくインフラエンジニアという業務や、スマホアプリの作成、企業向けのセキュリティーアプリの作成などを行います。
ITサポート事務ですとどれだけスキルを積んでも600万円ほどの年収が生涯の最高年収になります。
女性の方ですと、この位の収入で満足する方が多いですが、男性の方ですと家族を支える必要や親世代の介護の問題などあるので、最高年収にぶち当たったタイミングで、もう少し収入アップを考える方が多いようです。
ですので男性は5年ほどITサポート事務で勤務して実績を重ねたタイミングで転職する方が大半です。
ITサポート事務の方が次の転職先に考える職種は
・プロジェクトマネージャー
・ITコンサルタント
・営業
・プログラマー
・システムエンジニア
などが大半でしょう。
この時、ITサポート事務時代に取得した資格や人脈がとても転職に生きていきますので、600万円以上は最低でも稼ぎたい人は、転職することを視野に起きどの職業に転職するか先を見据えて1年目から資格を取得していくことをオススメします!
特殊な言語を扱えるプログラマーやエンジニア、やり手のITコンサルタントを目指したり独立していけば年収1.000円も充分にあり得ますよ!とても夢のある業界ですよね!!
【ITサポート事務を目指す男性へ③】将来性は?職には一生困らない!?
IT業界は常に人手不足で需要が高い業界ですので、ある程度のスキルを身につけてしまえば転職して更なる高収入をどんどん目指すことのできる将来性の高い仕事です。
IT業界は常に最新の技術を使って仕事をしています。
現在務めている会社やバイト先で毎日同じルーティーンワークにやりがいを感じることが出来ない・楽しくない・成長することができない。と思っている貴方にこそ、IT業界をお勧めしたいです。
どこの企業に勤務するのかで関わるプロジェクトも違ってきますが、基本的にIT業界では最先端の技術を使って開発を行います。ですので、日々新しい技術や高度なスキルを教わることが出来、大変やりがいを感じることの出来る仕事内容になっています。
ある程度あなたの向上心も必要になってきますがITサポート事務からエンジニアやプログラマーに転職する人はとても多く、年収600万円や独立してしまえば1.000万円を稼ぐことも夢ではありません。
スマホやタブレットの普及に伴い、最近ではどこの企業もアプリやウェブサイトを導入しています。
ですので様々な企業からのアプリ開発に始まりWebサイトの構築やWebコンテンツの制作といった案件が大変多く慢性的な人手不足が起きていますのでリストラの心配もありません。
数十年後には現在人間が行なっている業務の殆どがロボットが行うようになると言われています。一部の方々は就職難になると思います。
しかし、その人間に変わるロボットを製作して動かすのがIT業界の人間ですので、今から手に職をつけておけば、一生仕事に困ることはないでしょう。
【ITサポート事務を目指す男性へ④】ITサポート事務に合う人/合わない人
ITサポート事務に合う人
続いてITサポート事務に合う人の傾向についてご説明していきたいと思います!
例外もありますが、以下の項目に当てはまる人はITサポート事務に向いている人です。
・体力がある人
・一般事務程度のパソコン作業ができる人
・向上心が高い人
・目標がある人。
・今よりもっと稼ぎたい人。
・粘り強く最後まで努力できる人
以上のような特徴を持っている人は、ITサポート事務に向いています。
なぜならITサポート事務は、激務とまでは言いませんがある程度仕事量が多く多岐に渡った業務が多いため根気よく続ける事が大切となってくる仕事です!その為、体力や忍耐力が必要となってくるのです。また、常に新しいことを学ぶことが多い業界なので目的意識や、向上心がある人が向いています。
その他、一般事務程度のパソコンの知識があれば良いでしょう。MOSの資格を取れる程度のパソコンの知識があれば最高ですが、研修制度が充実している会社も数多くありますので最初はなくとも構いません。
ITサポート事務に合わない人
つづいてITサポート事務に合わない人の特徴について挙げていきたいと思います!
以下に当てはまる人は残念ながらITサポート事務には向いてないかもしれません、、。
・IT技術やプログラミング、パソコンやwebに興味を持てない。
・あまり稼ぎたいとは思っていない。
・改善意識や課題意識を持つことができない。
・仕事に関してスキルアップをしたいと思っていない。
パソコンがほとんどできない未経験の方でも大丈夫と記載しましたが、そもそもパソコンに弱くweb関連のツールにも興味がなく、むしろ嫌いな方はあまりITエンジニアに向いてないと言って良いでしょう。
その他、学ぶことが多い業界のため最低限のお給料が貰えればOK、仕事があまり好きではないしキャリアアップにも興味ない方にも辛い仕事かもしれません、、。
まとめ
今回は男性に人気のITサポート事務についてのまとめでした!
ITサポート事務は未経験でも大歓迎の広き門の業種であり、仕事をしながら並行してキャリアアップもできる職業ということがわかりましたね!ITサポート事務時代に取得した資格や習得した実績で1.000万円以上稼ぐことも夢ではありません!
現在IT業界全体は慢性的な人手不足になっていますので、採用率も高く、1昔前と違い社内教育や福利厚生、新人研修などの待遇も良くなっています。
皆さんも是非この機会にIT業界への転職を考えてみてください!
ここまでご覧頂きありがとうございました!