未経験でも20代ならITエンジニアへ転職を断然おすすめする理由

2019年12月25日

●エンジニアの知識を吸収するために行うこととは?
●エンジニアは30代で収入がアップするって聞いたけどどうなの?
●IT業界で働く人の平均年齢が低い!
●IT業界は年齢が低いほど採用されやすい!
 
今回は以上の疑問を解決していきます!

エンジニアの知識を吸収するにはエネルギーが必要!

自分がやりたかった仕事をしていない。現状に満足していない。でも専門的な知識もスキルもなくて今さらIT業界へ転職をするのは厳しいよな、とあきらめている20代は多いのではないでしょうか。
 
IT業界に20代で転職して現在、大手企業のエンジニアをとして活躍している人は、未経験者はもちろん、フリーター歴の長い人、無職だったという人が意外と多く存在します。そんな彼らはどうやってエンジニアの知識を吸収していったのでしょう。
 
エンジニアという職種に必要なスキルや知識は、プログラミング技術やテクニカルスキルだけではなく、クライアントに提案する提案力やチームのメンバーを統率するリーダーシップ力など、一つのものをチームで作り上げていくための力も重要になってきます。
 
しかしまずは、未経験からIT業界へ転職すると決めた最初の一歩として、プログラミングの技術を身に付けておくのが良いでしょう。
 
エンジニア職は、ソフトウエアやシステムなどを開発するのが仕事です。プログラミングを少しでも知っていることは自分の強みになり、転職活動では自分のアピールポイントにもなるでしょう。
 
採用する企業側は少しでも実践力のある人を求めているはずです。
 
未経験から転職する際に知っておきたい言語、環境の一例
・HTML5
・JavaScript
・Query
・CSS3
・Ruby
・Ryby on Rails
・MySQL
・GitHub
・AWS
 
プログラミングの学習には、多くの書籍も出ています。インターネットや無料で学べるサイト、学習サイトも充実しています。
 
ただプログラミングの独学は、とても困難で挫折するケースも多々あるのが実情です。見慣れない言語に一人で向き合うのは苦痛であり、モチベーションを維持するには大変なエネルギーが必要です。
 
しかし、ここでIT業界への転職をあきらめてしまうのはもったいないのです。
 
独学では限界だと感じた場合は、プログラミングが学べるオンラインスクールや通学型の学校、自治体の職業訓練(ハローワーク)などを利用してみましょう。同じように未経験からIT業界へ転職したい、という20代の生徒が必死に学んでいるはずです。
 
また技術やスキルだけでなく、エンジニアとして働くために有利になる資格取得までサポートしているスクールもあります。
 
エンジニアは幅広い知識とスキルが求められる職種です。また新しい技術が日々開発され、長いキャリを積んだエンジニアたちも、それに対応していくために常に新しい知識と技術を学び、スキルアップしているのです。
 
未経験からエンジニアへ転職するためには、知識を吸収するために使う時間とエネルギーは膨大です。しかしそれらは、プロのエンジニアになってからも必ず役に立つスキルであり、大きな自信につながるはずです。

エンジニアは30代で収入大幅UP!?人生設計がしやすくなる!『収入事情』

IT業界の年収は高いといわれています。実際に、エンジニアの平均年収を調べてみました。(ボーナスは入っていません)
 
20歳〜24歳 373.9万円
25歳〜29歳 465.8万円
30歳〜34歳 511.万円
35歳〜39歳 583.8万円
40歳〜44歳 656.0万円
45歳〜49歳 734.7万円
50歳〜54歳 787.2万円
55歳〜59歳 780.6万円
60歳〜65歳 531.4万円
 
エンジニアの年収は、30代ですでに500万円を超しており、30代後半では600万円弱の収入が得られます。エンジニアの収入のピークは50歳代で、800万円近い年収です。各世代いずれも、他業種の同世代の平均年収と比較してもかなりの高額といえるでしょう。
 
ボーナス(賞与)がある企業となれば、さらにこの年収に100万円〜200万円がプラスされます。
 
20代の未経験から転職したとしても平均年収は373.9〜465.8万円という金額です。現在、フリーターをしていて経済的に不安な毎日を送っている人にとって、IT業界は将来性がありとても魅力的といえます。
 
30代にもなれば結婚をし、子どもを授かる人も多くいるでしょう。その頃にはすでに年収が500万円超です。問題なく家族を養えるだけの収入が得られ、不安のない毎日が送ることができます。
 
また一般のエンジニアよりも高額収入を目指すのであれば、上級コンサルタントや部長職をねらいましょう。
 
高所得エンジニアの30代の平均年収を調べてみました。
・上級コンサルタント 1,020万円
・部長職 970万円
・システムマネージャー 802万円
・プロジェクトマネージャー 768万円
・ネットワーク運用上級スペシャリスト 756万円
・中級コンサルタント 750万円
・業務系上級スペシャリスト 738万円
 
20代の転職と同時に、将来のキャリアプランをつくっておくことで、転職活動を行う際には大きなメリットになるでしょう。
 
自分の将来設計を明確に描いている人というのは、日ごろの業務で大きな困難に直面しても高いモチベーションを維持して立ち向かい解決する力を持っているからです。
 
将来のキャリアプランはあるけれど、漠然としていてうまくカタチにできない、という人は転職エージェントに相談してみるのも良いでしょう。目的を明確に、無駄なくキャリプランが描け、実現に向けた具体的な行動へとつながります。
 
年収参考サイトhttps://jobpota.com/20s-career-change/3627

年齢を重ねて未経験だと劣等感を感じる!『平均年齢が低いIT業界』

フリーター歴が長くてもさまざまな業種を経験していれば、それは本人の大きなアピールポイントです。しかし新卒採用よりも5年も6年も年齢が上で、さらにはIT業界が未経験となっては劣等感を持つ人がいるのも当然のことでしょう。
 
IT業界全体の平均年齢を調べてみると、ほとんどの企業が30代という若さです。平均年齢が高い企業でも40代前半です。これは、他業界に比べてもあきらかに低年齢です。IT業界は若い人たちが第一線で活躍しているということが見えてきます。
 
また一方で、IT業界には「35歳定年説」という言葉があります。一般的な企業では定年を60歳または65歳としているところが多くあります。それと比較しても、働き盛りの35歳で定年を迎えるIT業界は、若くしてピークを迎えるとも言えるのでしょう。
 
エンジニアの定年が35歳という理由にはいくつかあります。

1 体力の衰え

エンジニアは、パソコン1台あれば仕事ができる体力の使わない仕事と思われています。しかし、常にクライアントへ納品する期限に支配され、その納期に間に合わせるため昼夜を問わず仕事をこなさなくてはいけません。
 
パソコンに向かう実作業の他に、集中力や継続力も必要とされるエンジニアは、想像している以上に体力勝負の場面が多くあります。
 
体力も集中力も20代がピークの時期。30代になると体力の衰えを実感してきます。

2 新しいスキルを身に付ける難しさ

IT業界は常に新しい技術が開発され、日進月歩の世界です。そのため、エンジニアは最新技術、最先端のシステムの知識やスキルを常に習得し身に付けていかなければ業界全体に付いていけなくなります。
 
20代の若い知力、体力あれば、新しい技術を学ぶことが楽しく、意欲もあるでしょう。しかし年齢を重ねていくうちに、気力も低下し新しいスキルを身に付けていくのが難しくなってきます。
 
クライアントを満足させるような仕事ができなくなり、サービスと質が低下してしまいます。

3 管理職へのキャリアップ

35歳という年齢は、管理職へのキャリアップが始まる時期です。一昔前なら課長、部長などの管理職になるのは会社員の花道でもありました。
 
しかし今はそうでもありません。ほとんどの企業では管理職になると、残業手当が付きません。ボーナスや基本給が上がり、役職手当も付いて総額給料はアップします。
 
以前より長時間の残業をこなしており、かなりの額の給与をもらっていた場合、逆に給与が下がってしまうといったケースも多々あります。
 
管理職になると現場での仕事はほぼありません。専門職の人ほど、管理職になるよりは、身に付けてきた専門技術を定年まで活かせる現場で働きたいと希望する人がいます。
 
専門性が強いIT業界も、数々の実務経験を積んできたエンジニアが管理職へのキャリアアップを打診されます。しかしエンジニアという職種は専門性が高い分、それを望まない人たちが多くいるのも事実です。
 
若い20代が中心となって活躍するIT業界だからこそ、20代のうちに転職活動をスタートするのが良いでしょう。

採用ハードルが20代の方が断然低い!1年の実務経験だけでも若ければ希少なエンジニア人材

実務経験がたった1年しかないのは、転職上のハンデにはなりません。エンジニア未経験でも、世界で急成長するIT業界は若い世代のバイタリティを必要としています。フリーターや無職といった20代の若い人たちのIT業界への転職は、特別なことではないのです。
 
今や社会インフラと言われているITは、私たちの日常生活のあらゆる場面に広がっています。エンジニアが活躍するフィールドは広く、今後ますますニーズは高まっていくと見込まれています。
 
しかし発達し続けるIT技術に、人材が追いついていないのもこの業界の深刻な問題です。このエンジニアに対するニーズの高まりから、近年は未経験者の若い世代の求人がとても増えています。
 
20代の若い人が、経験が浅い、スキルが低い、未経験というのは特に問題はないのです。新しい技術や知識を吸収しようとする向上心や、何事にも前向きに取り組む積極性が大切で、またそれが若い人の強みでもあります。
 
今の技術やスキルが数週間後には古いものになっている、それが急成長を遂げるITの世界です。若い人こそ、このIT業界の成長スピードに柔軟にそしてスピーディーに対応できるはずです。
 
アタマの柔らかい20代のうちなら未経験でも習得が早く、がむしゃらにチャレンジしてみることが大切ではないでしょうか。

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