ITエンジニアが不足しているといわれる理由

2019年07月25日

IT業界への就職・転職を考えている方こんにちは!
 
今回はIT業界へ転職を考えている方なら一度は思ったことのある疑問について、IT業界に従事している私がお答えしていきたいと思います!!
 
IT業界はAIの急激な発展で人手不足しているとさまざまな場所で見かけますよね。
 
しかし、情報元によっては人手不足と言われていたり、人あまりとも言われていたりもします。
今回はそんなIT業界の人手不足についての疑問について解説していきます!
 
『IT業界は常に人手不足と言われているけどどのくらい不足しているの?』
『なぜ不足しているの?』
『他のサイトでIT業界は逆に人余りしているという記事を見たけどどうなの?』
 
こんな疑問をお持ちの方はぜひご覧くださいね!

ITエンジニアはどのくらい不足しているの?

まず、ITエンジニアは日本全体でどのくらい不足しているかについて解説していきたいと思います。
 
ITエンジニアは現在でも約4.9万人不足していると言われており数年前から慢性的な人手不足の問題を抱えています。
 
更に2020年に30万人IT業界の人材が不足すると言われています。
 
2030年には80万人不足するとのデータもありますので今後人手不足の一途を辿っていくといって良いでしょう。

ITエンジニアが不足しているといわれる理由

それではなぜこんなにもIT業界で人手不足が起こっているのか理由をまとめてみました。

IT市場の広がり

まず1つめの理由はIT業界の市場の広がりにあると思います。
スマートフォンが普及して約10年ですが僅か10年でIT業界の市場は何十倍にも膨れ上がりました。
企業のPRはテレビのCMやホームページが主流でしたが企業ごとのアプリが誕生したりラインスタンプなどで企業PRをする企業もとても多くなりました。
 
ユーチューブやアフィリエイトサイトで広告収入を得たりする新しい仕事の仕方も10年前は殆どありませんでしたよね。
これらを動かしているのもIT業界のエンジニアです。
仕事量が何倍にもなったであろうことは目覚ましいAIの発達を見れば容易に想像できますよね。
 
このようにIT業界は日々変化と進歩を繰り返しているため人手不足になってしまうのです。

給与が高くない

2つめの理由はIT業界は収入が低いという噂にあるようです。
 
確かに以前はブラック企業が横行しており年棒制にして給与未払いにしたり、残業代が出なくても当たり前な業界でした。
しかし、そうして人が離れていったことを反省し最近では福利厚生や資格手当制度などを導入した会社も数多くあります。
代わりの利かない確かな技術を身に着ければ年収が1000万円を超えるエンジニアになることも決して夢ではありません。
 
僅かながら給与が高くない会社もあります。
どのような会社かというと大企業が受注した仕事の下請けの更に下請けを請ける会社です。
下請けの下請けで受注しているエンジニアの場合は今でもまだ単価は低く給料も少ないケースが多いです。
このような会社に出会わない為にはリクルートなどの大手の転職サイトから転職することをお勧めします。

仕事がきつい

こちらも薄給と同じくIT業界の悪いイメージからですね。
ひと昔前までIT業界は3Kと言われていました。3Kとは高収入・高身長・高学歴ではなく、「きつい」「帰れない」「厳しい」
です。(笑)
 
しかし今では自由な勤務形態を推奨しているIT企業がメディアなどでも紹介されるほどです。
例えると大手フリマサイトのメルカリです。デスクではなくソファでゆったり仕事をしたり業務報告はラインで大丈夫だったり昔とは違い厳しい業界ではなくなっています。
 
残業を少しでもしないといけないなら厳しいと思う方にはIT業界は厳しいかもしれませんが、実際には一般的に社会人として勤めたことのある方でしたら常識の範囲内の忙しさだと認識するくらいのレベルです。

IT人材の高齢化と少子化

最後の理由としてはエンジニアが高齢化してきて人材不足になっているという理由です。
 
IT業界という言葉が産まれたのは1995年頃です。
その頃からITエンジニアやプログラマという言葉も生まれました。
将来性のある仕事ということから沢山の人がIT言語を覚えエンジニアになりましたが、その世代がもう定年間近な年齢もしくは定年している年代になっているのです。
 
仮にまだ働き盛りの40~50代だとしても1990年代に学んだプログラムでは現代には通用せずIT人材としてカウントされていない人も僅かながらいます。
 
技術を磨き続けているエンジニアも2020年には殆ど定年退職です。
このような理由からIT業界は深刻な人手不足になっているのでしょう。

IT人材は人あまりとも言われている理由

IT業界が人余りと言われる理由は上の項で少しお話した
 
『仮にまだ働き盛りの40~50代だとしても1990年代に学んだプログラムでは現代には通用せず、IT人材としてカウントされていない人も僅かながらいます。』
 
この言葉にヒントが隠されています。
 
そうなんです。
 
つまり技術を追い続ける事のできなかった従来型IT人材は職にありつけずに余っているということです。
その数は実に10万人!
 
残酷ですが人材不足であっても日々変化と進歩を繰り返しているIT業界では、新しい事を学び続けられない人間の雇用はどこにもないという事ですね。
しかし、学び続ける事が出来ない人間がお払い箱になってしまうのはどこの業界でも同じではないでしょうか。
 

未経験の方へ!ITエンジニアとしておすすめする分野とその方法

続いてIT業界の中でも今後需要が高まり人手不足が予想される分野をランキング形式でご紹介します。
 
今後需要は高まってくるのに人が少ない分野に特化し、貴重な人材になれれば引く手あまたです。
将来は安泰ですよ!

第一位 ビッグデータ

第一位はビッグデータです。
ビッグデータと言われてもあまりピンとこないかもしれませんが、その名の通り従来のデータベース管理システムでは管理するのができないくらいの膨大な情報量のデータ群のことです。
このビックデータを解析するスキルがあれば大企業でも通用し長く活躍できる人材になれるでしょう
 
ビッグデータを扱えるようになるには、プログラミングスキルは勿論のことフレームワークなどのソフトウェアの知識も必要になります。
業務内容は多岐に渡りますし未経験からスタートできる仕事ではないので、まずはプログラマからスタートし様々なIT言語や知識を吸収する事をお勧めします。

第二位 人工知能AI

AIは聞いたことがあるのではないでしょうか。
人工知能を開発する分野の事です。アイフォンのsiriのようなものが人工知能です。
IT業界ではない企業もAIを取り入れている事は珍しくなくなってきましたので今後更に需要は高まるでしょう。
AIに関するスキルさえ持っていれば将来安泰ではないでしょうか。
 
人工知能を扱うエンジニアになるためにはPythonなどのプログラミング言語やR言語の習得は必須です。
一般的なエンジニアの使う技術より高度な技術を求められますので概念を勉強することからスタートしてください。
膨大な勉強量にはなりますが、そのため収入面は普通のエンジニアと比べ物にならないくらい高収入になります。

第三位 仮想現実(VR)

VRとは現在はゲーム開発などに用いられる技術です。
簡単に言えば3Dの仮想空間を疑似体験できるツールです。
現在はゲームのみですが医療や産業などの様々な業界が注目している技術なので今後様々な業界に導入される見込みです。
VRについてのスキルを持っている人も長く活躍できるでしょう。
 
この仮想現実の技術を学ぶ方法としては新製品や技術研究を行う「開発・研究系職種」で働くことが最も近道かと思います。
 
IT業界で開発というと既存のシステムや技術を用いて新たなツールやアプリケーションを開発することがメインの業務になります。
 
例えば企業のスマホ向けアプリの作成やパソコンソフトの開発などです。
いくつものノウハウやテクノロジーを組み合わせて日々、クライアントや市場が求めている機能を持った使いやすい商品を開発していきます。
そして作り上げた製品がヒットした場合は、その製品をさらにブラッシュアップしたり、OSのバージョンアップをしたりする改良・改善業界も併せて行っていきます。
 
現在IT業界が研究開発している中で身近で注目されているものはスマホやタブレットなどで利用される高速通信技術や自動車の自動走行技術や人工知能とその関連技術などです。
 
少し難しいですが、まとめるとパソコンやスマホをゲーム機と例えるとそのソフトを作るような人たちということですね!
 
これらの分野は未経験では務まりませんが、未経験でも大歓迎なIT業界のお仕事があります。
それが【IT事務】。
 
IT事務とは一般事務のようにデータ入力や、雑務・事務作業を行いつつ、エンジニアのように簡単なWEBや依頼されたアプリ開発などのプロジェクトに関わったりする、簡単に言えば『事務兼エンジニア』といったお仕事内容になります。
 
一般事務との違いはITやプログラミングの業務に携わるか携わらないかのみになりますが、
プログラミングと聞くと、業界未経験の方はかなり難易度の高いものと苦手意識を持ってしまいますよね!
 
しかし、それは大きな誤解です。
たしかに一般事務とは違い技術は後々には必要になってきますが、実際未経験でプログラミングのプの字もわからないで入社をした場合はいきなり現場に放り込まれるなんてことはまずありません。
 
まずはワードやエクセルなど一般事務でも使うような簡単なデータ入力や事務作業など、その人にあったレベルの業務からはじめていく会社が大半で、充実した研修制度があったり
外部のスクールと提携していて学習制度があったりとサポートを行ってくれる企業が多いことが特徴です。
 
そしてある程度任せられるようになったら、お客様のシステム開発現場に出向し業務を行うこともあります。
 
未経験の方は、まずはIT事務でIT業界のノウハウや資格を学び最終的になりたい職種を決めてそれにあったキャリアプランをたてていきましょう!

まとめ

今回はITエンジニアが不足しているといわれる理由についてのまとめでした!!
 
IT業界の人手不足の理由の真相をまとめてみると
 
・新しい技術に追いついているITエンジニアが少ないから実働人数が少ない
・キツイ・忙しい等の古い噂があるため
・一部ブラック企業もあるため
 
ということが解りましたね!
 
そして今後とても需要が高まる人手不足の狙い目分野は
 
・ビッグマネー
・人工知能
・仮想現実
 
の分野という事もわかりましたね。
 
従来のIT言語を使う事のできるエンジニアは数多くいますが、常に時代を先取りして学び続けられる人材が一握りなんです。
 
逆に言えば学び続け、時代のニーズを追い続ければ一生仕事には困らないIT業界!
人手不足の為、未経験であってもやる気さえあれば採用されるチャンスは高いですよ!
 
是非あなたもIT業界にチャレンジしてみてくださいね!
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

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