2021年07月25日
今回はあなたが事務職に向いている人なのか向いていない人なのかすぐに解る診断チェックリストまとめです!
事務職未経験でどうしようか迷っている方は是非チェックしてみてくださいね!
目次
事務職に向いている診断チェック【1】 同じ事を黙々と進められる
コツコツ集中して取り組めるあなたは経理・財務に向いています。経理・財務のお仕事は、小口清算や財務諸表の作成、経費精算など。ただひたすらに数値を入力したり、電卓を叩いたりと座って作業することが多い経理事務。1桁間違っていたり、数値を誤入力したりするだけで、大きなトラブルを招くため、集中力がある人が求められます。細かいことが好きで、コツコツと作業できる人は、経理・財務に向いていると言えるでしょう。
事務の仕事はとにかく細かい数字を扱うことが多く、毎日繰り返し反復作業が多いのが特徴です。事務の仕事は絶対に間違えてはいけないので、自分で何度も見直しをしなければなりません。特に数字を扱っているので、1つの数字を間違えるだけでも他の仕事に大きな影響を与えてしまいます。
事務員は常に数字と格闘していると言っても過言ではなく、1円でも間違っていれば何度もやり直しをして確実に正しい数字を導き出します。1日の大半が数字を打ち込んだり確認する作業に追われてしまうことも多く、これを毎日こなすことは細かい作業が苦手な人にとっては苦痛と言えるでしょう。
ずっと椅子に座って数字を追いかけている仕事が好きな人は天職かもしれませんが、細かい作業が苦手だったり確認することが面倒だと思う人には、事務の仕事は向いていないと言えます。
事務職に向いている診断チェック【2】 ずっと座っていても平気
事務職の殆ど、とくに一般事務は1日中ほとんど座ってパソコンを触っていることが主な業務です。
体を動かすことがありませんので運動不足で体重増加やむくみを感じたり、最悪腰痛などに悩まされる場合もあります。
私はもともと坐骨神経痛持ちだったので、これが一番効きました(汗
比較的、姿勢が良い人はあまりそれらに悩まされないのかもしれませんが、片方の足のみ組んでしまう人や座っていると背中が丸まってしまう人は私のようになる可能性がかなり高いです。
対策としては円座のクッションを敷いたり、普段からストレッチや運動をするといいでしょう。
またお昼休み以外外に出られないので、息抜きもできません。営業ですと外回りに出てついでに缶コーヒー買って息抜き、、なんて事も良くありますが、事務職はそれができないんですよね。
それらが辛くない方はとても事務職に向いていると行っていいでしょう!
あまり関係ありませんがパソコンを長時間み続ける生活を続けた為か、私は無縁だった頭痛が発生してしまい長いこと悩まされていました。
後々まで体に影響が出てしまうこともありますのでブルーライトカットのメガネなどは必須で用意しておきましょう!
事務職に向いている診断チェック【3】 ちょっとしたパソコン業務は可能
事務の仕事をするなら、未経験歓迎であってもちょっとしたパソコンスキルは必須です。パソコンだけではなく簿記などの資格も取得してあり、電卓の扱いも得意ならばさらに適正があります。
パソコンが苦手だから事務には向いてないとは言い切れませんが、ほとんどがパソコンで仕事をするので苦手な方は予定通りに業務をこなす事が出来ず大変な思いをするでしょう。
スピードが上がればそれだけ仕事が早く終わるということですので無駄な残業も減ります。もちろん苦手な人でも事務職の仕事をしていればだんだんとは慣れてはいくと思います。
しかし慣れるまでは上司に怒られたり苦労するので、慣れた頃には事務の仕事が嫌になってしまうのではないでしょうか。もし、それでも事務職を諦めきれない方は企業に認められるレベルのパソコン力を認定する資格を取ってみては如何でしょうか?
資格はなんでも良いという訳ではありません。
お勧めは代表的で知名度の高いMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の資格。
MOSとは、先ほど解説したWordやExcelなどのマイクロソフト社のオフィスソフトをどれくらい使えるかを示す資格です。ほとんどの事務職でマイクロソフト社の製品を使っていますので、資格を持っているだけで採用担当にワードやエクセルが使える人とアピールすることもできますよ!
独学でも取得できますし、インターネットで自宅学習できるサイトもありますので是非興味のある方は見てみてくださいね!
事務職に向いている診断チェック【4】 大きな変化は好まない
まず、あなたが仕事をするにあたって自分がどちらのイメージにあっていると思いますか?
1.ぐいぐい引っ張ってリーダーシップを取り業績を上げて出世したい!
2.縁の下の力持ちで日々穏やかに仕事をしていたい
2.のイメージに当てはまる変化の好まない方は事務職にとても向いています。
ちなみに事務職に失敗した私は1のタイプです。営業職を好む人は1に多い傾向にあります。事務職はいわば成果というものは存在しません。あなたが正確に仕事をできてもナンバーワンで評価されることもありません。
成果も評価も戦いもない平穏な毎日が落ち着く、成果がなくとも、会社を支えられるのならば充分やりがいを感じることができる。
毎日決まった時間に同じ仕事をして、毎日同じ人と顔を合わせて協調し、空気を読むことができる。むしろその方がストレスなく安心して仕事に取り組める。
そんなあなたは最高に事務職に向いています。
事務職に向いている診断チェック【5】 お金より時間
営業やマーケティングのお仕事は、あなたが頑張った分だけ会社の業績に繋がりますよね。
すなわち成果を出した人が評価されやすいですし、歩合がついたり評価の分だけ昇給する可能性が高くなる実力主義の世界です。
一方、事務職は目に見えた成果を挙げるチャンスはなく、あくまでほかの部署のサポートがメインのお仕事です。なので、どうしても給料が安くなってしまう傾向にあります。昇給も少ないのが一般的です。
一般的な事務職の年収は250万程度で、日本の平均年収から見てもかなり低所得なことがわかります。
しかし、その代わりと言ってはなんですが突発的な仕事はほとんどないので、ほぼ定時で帰ることができます。
お金より時間を大切にしたい方にはとてもオススメですよ!
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などと考える人には正直言って物足りない業界といっていいでしょう。
事務職に向いていない人にオススメの事務
最後に
『診断してみたところ事務職に向いていなそうだった、、。でも事務職がしたい!!』という方でも、もしかしたら向いているかもしれない事務職をご紹介させて頂きます!一般事務職との違いも合わせてご紹介しますのでご覧ください!
1,IT事務
仕事内容
ITサポート事務は従来の一般事務のようなデータ入力や事務作業を行いつつ、並行してWEB製作やアプリ開発等のプロジェクトに関わる『事務兼エンジニア』といった立ち位置のお仕事です。
エンジニア業界は男性の就労率が高いのでITサポート事務にも男性が多いのは納得ですね!事務兼エンジニアと聞くと、かなり難易度が高そうに思いますが、それは大きな誤解なんです。実際ITサポート事務は元フリーターやIT業界に関係ない業種で働いていた会社員など未経験で入社する方が大半です。
なぜ、未経験でもやっていけるのかというと入社直後から、いきなり現場に放り込まれて全てを任されることはまずないからです。
大抵の会社では入社当初は簡単なデータ入力や事務作業などその人にあったレベルの業務からはじめる事が可能です。
会社によっては研修制度を設けておりスクーリング形式で受講講座を開いていたりもしますので、実践を交えつつ働きながら学びスキルを習得することができる非常に効率の良い勤務内容になっているのです。
そのような未経験の方にもサポートを行ってくれる企業が大変多いため、未経験でも成長していきたい方には大変オススメの職種だと思います。
一般事務職との違い
一般事務職との大きな違いはなんと行ってもお給料が良いところです!一般事務の20代の平均年収は約250万円のところ、IT事務の20代の平均年収は300万円というデータがあります。
一般事務のお仕事より責任や覚えることは増えますが、それを【やりがい】かどうか捉えるのはあなた次第です。またエンジニアはプログラマーへのキャリアアップの通過点にもなりますので将来性を考えたい方にもオススメしますよ。
2,営業事務
仕事内容
営業事務は、一般事務と同じく書類作成やデータ入力、電話応対といった基本的なオフィスワークと併せて同じ会社の営業職の人たちのサポートやバックアップもしていくのが主な業務です。
サポートやバックアップというと地味な仕事と思われがちですが営業事務は裏方ばかりではありません。
営業事務がいるから営業職の人たちが安心して商品やサービスを販売できるといっても過言ではないほど、営業事務は重要なポジションです。
一般事務職との違い
営業事務は、書類作成や電話対応など一般事務的な業務も多いですが人と関われる機会や外出できる機会が多いです。
ですので、事務職がしたいけど一般事務は座りっぱなしで息がつまりそう、、と思っている方には営業事務をお勧めします!
まとめ
今回は事務職に向いているか診断でした!
一般事務は私にとってまさしく地獄のような日々でした。もちろんフリーターから事務員になった私は上記の適正には当時当てはまりませんでしたし、業務適性も一切ありませんでした。
デスクワークが良さそう・楽そうというだけで、何の根拠も無く決めてしまったのがすべての間違いでした。
事務職は楽と言われていますが、お金が欲しい方、やりがいを感じたい方、動き回りたい方には本当に辛い業務だと思います。皆さんは上記の適正で判断してどうか賢明な選択をしてくださいね!
ここまでご覧頂き、ありがとうございました!