フリーターは何歳までOK?挽回できる年齢とその理由

2021年10月06日

挽回

今回はフリーターは何才までセーフか何才からやばいのかフリーターのギリギリのラインとその理由を探っていきたいと思います!

  • 何歳までフリーターって言えるかな?
  • 高齢フリーターって何歳なの?
  • 高齢フリーターの末路を教えてほしい!

こんな悩みや疑問がある方は是非ご覧ください!
それでは見ていきたいと思います!

フリーターは何歳までなら大丈夫?理由は?

まずフリーターは何歳までなら大丈夫なのかについて見ていきたいと思います。

結論を先に申し上げますと、限界の年齢は35歳と考えた方が良いでしょう。しかし、いつか正社員になるつもりがあるのなら早ければ早いに越したことはありません。

何歳までが限界?と考えるより前に、まず自分がなぜフリーターでいるのかについて向き合って考えてみましょう。

なぜフリーターでいるのか?

あなたは何故フリーターをしているのでしょうか?
大抵の理由はこうではないでしょうか。

  • 夢や目標へのツナギの為仕方なくフリーターをしている
  • なんとなく学生の頃の名残でフリーターをしている
  • 正社員という雇用形態で働きたくないからフリーターをしている
  • 学歴がないからあきらめてフリーターをしている

しかしこの記事にたどり着いたという事は、少なからずフリーターでいる事に対しての焦りや不安があるのではないかと思います。

あなたのフリーターをしている理由を今一度考えてみてください。本当に目指すべき夢でしょうか?夢のせいにして楽なフリーターの道を続けているのではないでしょうか?学歴のせいにしてフリーターで楽しているのではないでしょうか?

本当にフリーターを続けなければならないやむを得ない理由がないのなら、何歳までとはいわず今すぐにフリーターを辞めて正社員として就職することをお勧めします。

上で申し上げた35歳まではギリギリセーフですが、フリーターという職歴を30歳まで続けるのはいろいろな意味でマイナスです。

またやむを得ずフリーターをする場合も期限をしっかり設定することが大切です。30歳までにバンドで成功しなかったら諦めて就職するなどしっかりとライフプランを設計していきましょう。

フリーターは何歳まで?という話からは少し脱線しましたが、今一度ご自分と向き合って考えてみる事が大切ですよ!

なぜフリーターの限界は35歳までなのか

それでは本題に入りたいと思います。
なぜフリーターの限界が35歳までなのかと言うと35歳を境に正社員としての求人数がグッと減ってしまうからです!

なぜ減ってしまうのかというと以下の様な理由があるからです。

  • 35歳の年上の部下は扱いづらいから
  • 企業は若年層を育成したいから
  • 35歳という年齢相応の年収を出したくないから

企業は、キャリア採用は別ですが社会人経験が無い未経験者を採用する場合には年齡が若く、可能性がある順番から優先的に採用していく傾向にあります。

このような理由がある為35歳までに就職を完了させておいた方が良いと言って良いでしょう。

しかし35歳がボーダーラインだからといって、のんびりギリギリまでフリーター生活をしていてはいけません。就職活動を有利に始めたいなら20代からスタートしていきましょう。就活は明日のあなたより今日のあなたの方が有利ですよ!

フリーターは何歳まで名乗れる?恥ずかしくない年齢は◯歳まで!

続いてフリーターと名乗って良いのは何歳までかについて解説していきたいと思います。何歳までが恥ずかしくないかを決めるために、まずフリーターの定義から見ていきたいと思います。

フリーターの定義とは?

フリーターとは諸説ありますがフリーランス・アルバイターの略称と言われています。
内閣府ではフリーターの定義というものを定めていますので引用させて頂きます。

「年齢は15~34歳と限定し、また、在学者を除く点を明確化するため、男性は卒業者、女性は卒業者で未婚の者のうち、
(1)雇用者のうち勤め先における呼称が「アルバイト」又は「パート」である者
(2)完全失業者のうち探している仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
(3)非労働力人口のうち希望する仕事の形態が「パート・アルバイト」で家事も通学も就業内定もしていない「その他」の者と定義し、集計している。」

つまり35歳になってしまうとフリーターとは名乗れないという事になりますね!

恥ずかしくない年齢は34歳まで!しかし人によっては、、

内閣府の定義からすると34歳までをフリーターと定義しているので35歳すぎているのに俺フリーター!と名乗ったら「いや、お前非正規雇用者だから(笑)」と笑われて恥をかいてしまう可能性が高いという事になりますね。

しかし人によっては20代も後半になってフリーターなんて恥ずかしいと思う人もいます。
現在の日本の社会ではフリーター=社会不適合者だったり恥ずかしいという風潮がありますので、恥ずかしい思いをしたくない方は何歳までと言わずできるだけ早くフリーターから脱却するほかないでしょう。

35歳でもフリーターだとヤバいの?高齢フリーターの末路

続いて35歳すぎた非正規雇用者、つまり高齢フリーターについてのお話です。

先ほど上の項でフリーターでいれらるタイムリミットは34歳とお話しましたが、この項では35歳すぎてもフリーターで居続けた高齢フリーターの末路についてお話させて頂きます。

体力がなくなり収入ダウン

30代中盤になると体力がどんどんなくなっていきます。
フリーターは時給で働くため、十何時間も働くことが出来れば高収入が期待できますが逆に体力がなく数時間しか働けない方は収入が減っていきます。

20代の頃は若く体力もあるので日中の仕事に加えて、夜間の仕事も掛け持ちし25万円前後稼いでいたフリーターも
疲労や体調不良から30代中盤には18万円前後の収入になってしまう人が殆どです。

仕事がなくなる

高齢フリーターになると、たとえアルバイトであっても仕事がなくなっていきます。
今まで若い頃あなたがやってきたようなコンビニや飲食店のようなアルバイトはあくまでも学生などの若者がメインの職場です。若者メインの職場だと同世代がおらず、孤立して居心地の悪い思いをするでしょう。

そうなると自ずと居心地の良い自分の同じ様な境遇の人が集まるライン工や警備、工事現場などの仕事になってくるのではないでしょうか。仕事の幅がかなり狭まります。

加えて申し上げると、アルバイトで求人が見つからないと言う事は勿論、正社員の仕事もほぼないと言うことです。

世間から後ろ指さされる

高齢フリーターになると、どこに行っても後ろ指をさされる感覚を覚えるでしょう。

同じバイト先の若いフリーターからはもちろん、親戚・友人・両親・兄弟、あなたの親しい人全てが、フリーターであるだけであなたを否定してくるでしょう。

そのうち、恥ずかしさから家族が存在を隠したり、冠婚葬祭にも参加させてもらえなくなることもあります。

たまに実家に帰れば近所の人に◯◯さんのお家の息子さんはまだフリーターみたいよと噂されます。これは精神的にとても辛いと思います。

老後が不安

フリーターの殆どが厚生年金には加入できません。
そうなると老後の資金繰りは貯金と国民健康保険の受給額5万円だけでやりくりしなければなりません。
1人暮らしを最低限の水準でしていくだけでも毎月15万円のお金が必要と言われていますので、60歳で定年してそれから30年生きると考えると60歳までに3,600万円もの貯蓄が必要と言う計算になります。恐ろしいですね。

厚生年金を受給できる正社員でさえ老後の資金が2,000万円たりないと言われている時代ですからフリーターの老後は想像を絶するでしょう。

正社員になれる年齢の限界は?正社員になる方法

最後に正社員になれるギリギリの年齢34歳であっても正社員になれる方法を解説して終わりたいと思います!

まず年代別でフリーターの就職率を表したデータを発見しましたのでそちらからご覧ください。

[年代別フリーター就職率]
男性
15歳〜19歳 15.7%
20歳〜29歳 28.8%
30歳〜39歳 23.8%
40歳〜44歳 20.6%
女性
15歳〜19歳 17.1%
20歳〜29歳 15.2%
30歳〜39歳 8.3%
40歳〜44歳 7.8%

このように、フリーターが就職できるピークは20歳〜29歳であることがわかります。30歳をすぎるとは女性は10%にも満たなくなります。

つまり、34歳までがギリギリと書きましたがもっとも就職チャンスがあるのは、男女共に20代までということです!

30代中盤はもう正社員になれないの?

それでは30代中盤になった人は正社員になれないのでしょうか?
いえ、そんなことはありません。

しかし自己流で就活していくにはとても非効率ですし限界があります。

ですので就職エージェントの力を借りることをオススメします。就職エージェントとは履歴書の書き方から就業するまで、あなたの就職を徹底的にサポートしてくれるサービスのことです。すぐに就職しなくとも、今あなたに必要な資格についての相談ものってくれますので、是非一度利用してみてください。きっと効率よく就職できるはずです。

まとめ

今回はフリーターは何歳までOKかを掘り下げて解説してみました!

当記事をまとめると

  • フリーターで居ていいタイムリミットは34歳!
  • 30代中盤以降でも正社員になりたい方は就職エージェントの力を借りるべし!

でしたね!

残念ながら現在の日本のシステムでは、余程手に職などがない限りフリーターのまま人並みな一生を過ごすという選択肢はできないでしょう。
もし、人並みに結婚して子供を育てて安定した老後をいつかは手に入れたいと考えるのならば、今すぐに転職活動をしてください。

タイミングが早ければ早い程条件の良いお仕事に巡り合える確率が高いですよ。

あなたの就職活動を応援しています!ここまでご覧頂きありがとうございました!

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