事務職に飽きました。事務職で飽きたら考えるべき4つの事

文書作成や電話応対やその他の雑用などのデスクワークが主な業務である事務職。

人気な仕事ランキングで常に上位に入りますがらその一方で、やりがいがなく飽きたという声も聞きます。

『毎日毎日つまらない！辞めたい！』
『とにかく変化が無いので飽きてきた！』

今回は労働環境自体は決して悪くないけど、とにかくルーチンワークに飽きてしまい辞めたい！どうにかしたい！という方の為に考えるべき4つのことについてまとめてみました！
それではみていきたいと思います！

事務職に飽きる理由・口コミ

まずは事務職に飽きる理由や口コミをご紹介していきましょう。

飽きる理由

事務職は誰でもできる単調な作業の連続です。
工場のライン作業にも似ており、簡単な仕事を永遠と毎日こなし続ける必要があります。

責任も不安もなく安心した気持ちで働けることは大変魅力的に思いますが、責任がないということは単調で飽きる仕事ということです。

とくに昇給もなく、評価もなく日々が過ぎていくので、もっと提案したい人や引っ張っていきたい人や野心家の人はすぐに飽きてしまうでしょう。

更には、事務職には若い男性が身近にいないというのも女性にとっては、つまらなさが加速してしまう理由の一つのようです。

男性社員は大体どの企業でも営業や現場作業員や技術職に多く事務職は女性の社会と言われています。
ステキな男性社員が近くで仕事をしていたら毎日やる気を出して頑張れるかもしれないのに、事務職に用事を言いつけてくるのは会社の内部の事を見ることを許された偉いおじさん社員、、。
これではモチベーションも上がらずに飽きてしまうかもしれませんね（汗

実際に飽きて辞めた人の口コミ

『ひたすら座って入力して、 お茶出しして、時計とにらめっこ。 眠いし、肩凝るし、私も向いてないと辞めました、、、（20代/女性）』

『最初は楽でよかったけどだんだん暇なのが辛くなりました。人間関係が全く変わらないことにも飽きてきて、もっとぽかの人間と話したい！という気持ちになって辞めました。そういう環境が良いと思って事務職にしたのですが、ここまで単調で退屈だとは思いませんでした。（20代/女性）』

事務職に飽きたらどうしたらいいの？

【事務職に飽きたら①】現職場で部署移動を依頼

もし事務職に飽きてしまっているのなら、現在の会社に勤務したまま部署移動を依頼してみてはどうでしょうか？

まずは、あなたが勤務している企業の人事制度を確認してみてください。

人事制度には大きく分けて3つの制度があります。

• 自己申告制度
• 社内公募制度
• 社内FA（フリーエージェント）制度

この3つです。

自己申告制度とは1990年に始まった制度で、社員の異動希望などを自己申告させて、その意見を元に人事部が異動させたほうが会社にプラスになると判断したら異動辞令を出すという制度です。
社内公募制度は、社内の他の部署が〇〇のような人材を募集していますと社内求人を出せる制度です。

大企業にはあることが多いです。社内公募制度は、主に大きな新規プロジェクトの立ち上げのときに行われますので、あなたの会社にないか調べて見るのも良いでしょう。

また、これは稀ですがプロ野球のように社内FA制度を取り入れている会社もあります。

社内FA制度は良い成績を残した社員には異動する権利が与えられるというもので、2000年代から導入する企業が少しずつ増えてきました。

まだまだ中小企業ですと人事制度がない会社もあります。

この場合は日頃から異動へ向けて会社の部長やら社長と信頼関係を築き地ならしをしておくことが必要となります。

あなたが模範的で手放したくない人材であれば、退職されてしまうくらいなら部署異動させよう。と会社も承諾してくれるはずです。その際は現在の不満を言うのではなく、キャリアアップのために仕事の幅を広げたいと言う方が効果的です。

【事務職に飽きたら②】別職場で同種類の仕事を探す

事務職から事務職へ転職する場合、すでに教えなくとも事務スキルがある即戦力のため歓迎される場合がほとんどですが、なぜ転職したのかを必ず面接で聞かれることになると思います。

その際、転職理由が上司と合わなかった、対人関係がうまくいかなかった、つまらない業務だったなどだと、ほぼほぼ落ちてしまうと思います。

この項では採用担当者に良い印象を与える事務職から事務職への転職理由の解説をしていきます！

【事務から事務への転職理由】

・前職でも事務職として働いていました。そこではWordやExcelやパワーポイントを使ったパソコンでの資料作成や、電話対応や来客対応の業務をしていました。
自分のキャリアを上げるために、さらに幅広い事務業務に携わりたいと思い御社を志望しました。

・御社は一つの業務のみではなく幅広い業務に携わることが出来、新入社員であっても意見を言い合える風土があるという社風に非常に魅力に感じ、スキル向上のため応募させていただきました！

このような感じがベストではないでしょうか。

実際はどのような転職理由であっても、面接では知識や見聞を広げたかったり、キャリアアップしたいという向上心のある理由の方が誠実で真面目な印象を植えつけることができますよ。

【事務職に飽きたら③】別職場で別種類の仕事を探す

別の職場で別の職種の仕事を探すのははっきり言って難しいです。

今まで単純な作業しかやってこなかった事務職員が、経理や総務になるのには高い壁があります。
特別な資格などがあれば話は別ですが、ないのなら厳しい戦いになるでしょう。

この項では他企業の多部署へ転職を成功させる方法をご紹介していきます。

とりあえず派遣社員で他企業に転職

もし本気で事務職を辞めたいのなら一度正社員は諦めて派遣社員として転職するという手もあります。

こちらの方が別職場で別種類の仕事を見つけやすいです。今の世の中は新卒というタイミングを逃してしまうと、なかなか正社員としての就職が難しくなります。

転職は同業であればまだスキルがあるので、可能ですが他業種への転職となると簡単には決まりません。しかし派遣社員は違います。事務経験があれば派遣社員としてすんなり他企業の他業種に転職可能です。

 そこから正社員登用を目指しましょう！

転職に有利な資格をとり他企業に転職

それでもどうしても最初から正社員で転職したいようでしたら、他の志望者と差をつける資格を持っておく必要があります。

• IT関連の企業の事務職なら・・『基本情報技術者やMOS』
• 外資系企業の事務職なら・・『TOEIC600点以上』
• 経理も行う事務職なら・・『簿記2級以上』
• 総務も行う事務職なら・・『秘書検定』

などを取得しておくと、他の志望者と差をつけられますよ！企業によって求めるスキルは違ってきますので、ニーズにあった資格取得をしていきましょう！

【事務職に飽きたら④】違う種類の事務職へキャリアアップする

最後にご紹介する一番のオススメはこれです！
思い切って違う事務職へキャリアアップする方法です。

実は一般的な事務職は今後10年以内にAIに代替えされてしまう仕事ランキングの上位に入っており、採用人数がかなり減少し今度就職難になることが予想されています。

最悪失業者にならないためにも私がおススメしたい将来性のある事務職は『IT事務』と『貿易事務』です。

IT事務とは簡単にいえばIT業界の事務員です。
貿易事務とは貿易にかかわる事務員です。

それでは詳しい仕事内容をみていきましょう。

IT事務の仕事内容

ITサポート事務は従来の一般事務のようなデータ入力や事務作業を行いつつ、並行してWEB製作やアプリ開発等のプロジェクトに関わる『事務兼エンジニア』といった立ち位置のお仕事です。
エンジニア業界は男性の就労率が高いのでITサポート事務にも男性が多いのは納得ですね！
事務兼エンジニアと聞くと、かなり難易度が高そうに思いますが、それは大きな誤解なんです。

実際ITサポート事務は元フリーターやIT業界に関係ない業種で働いていた会社員など未経験で入社する方が大半です。

なぜ、未経験でもやっていけるのかというと入社直後から、いきなり現場に放り込まれて全てを任されることはまずないからです。

大抵の会社では入社当初は簡単なデータ入力や事務作業などその人にあったレベルの業務からはじめる事が可能です。

会社によっては研修制度を設けておりスクーリング形式で受講講座を開いていたりもしますので、実践を交えつつ働きながら学びスキルを習得することができる非常に効率の良い勤務内容になっているのです。

そのような未経験の方にもサポートを行ってくれる企業が大変多いため、未経験でも成長していきたい方には大変オススメの職種だと思います。

貿易事務の仕事内容

貿易事務とは、輸出・輸入などの貿易に関わる企業で働く事務職のポジションのことです。

知識とともに語学力も必要となってくる業務が多いため他の事務職より専門性が高く、責任を伴う重要なお仕事です。事務職かので書類の作成なども勿論ありますが、それらの業務と併せて輸出・輸入の現場の最前線の役割も担わないといけません。

貿易事務は仕事柄、高い語学力が必要になります。未経験では難しいお仕事ですがTOEIC600点以上保有している方ならチャレンジしてみては如何でしょうか？

IT事務も貿易事務も様々なキャリアアップの道が選べる大変やりがいのあるお仕事です。

責任感は一般的な事務と比べると増えてしまいますが、そのかわり給与も多くあなたの頑張り次第でどんどん昇給していける業界です！バリバリやっていきたい方は是非これらの業種を目指してみてはいかがでしょうか？

まとめ

今回は事務職で飽きたら考えるべき4つの事についてまとめてみました！
事務職は単調なので、バリバリ働きたい人にはかなり物足りない仕事ですよね。

あなたは今の職場を離れて他企業で事務職をしたいのか、同じ企業の多部署で働きたいのか他企業の多部署で仕事をしたいのか、しっかりと考えをまとめてから転職活動を行なってくださいね！きっと良い道が開けますよ！

ここまでご覧頂きありがとうございました！