2021年09月18日
フリーターの皆さんこんにちは!
皆さんはフリーターをしていてこんなことを言われたことはありませんか?
・フリーターではお金を損する
・フリーターは生涯年収が低い
・フリーターは不利な雇用
私もフリーターのころは親族や友達からよく言われていました。
しかし現在正社員の同年代より稼いでいるし、なぜ生涯年収が低いのか正社員と比べて損なのかわかりませんよね。
今回はそんなフリーターと正社員の年収の差などを徹底調査してまとめてみました!
目次
フリーターの平均年収
まずはフリーターの平均年収からです。
平成29年のデータを参考にしてみたところ、20代〜30代のフリーターの平均月収は15万円から18万円前後という結果になりました。
なぜ15万円から18万円かというと男女で差があるようです。一般的には男性のフリーターの方が警備などの夜間の仕事や引っ越し屋さんのような力仕事など高収入を得られる仕事に巡り会える傾向が強いようです。
女性のフリーターは販売や事務や飲食などだれでもできる仕事に就く場合が多いので収入に男女で差があるのですね!
フリーターの年収と正社員との年収の差
続いてフリーターと正社員を比べてみましょう。
フリーターと正社員では生涯年収が圧倒的に違います。
生涯年収でいうと、その差がなんと3~4倍!
歴然としていますね!
・正社員の生涯年収 2~3億円
・フリーターの生涯年収 5~8千万円
しかし20代のうちはそれに気づかないのです。
私も気付きませんでした。
なぜなら20代のうちは正社員であっても新卒の初任給はそれほど高くはなく、フリーターと同じくらい、もしくは頑張って働くフリーターならそちらの方が給与が高いくらいだからです。
そのためフリーターの方は自分と正社員として働く友達の給料を比較し給料はフリーターの自分の方が高いからフリーターでやっていける!と思ってしまうのです。
フリーターの方が稼げて面倒な接待や出世にこだわる必要もないからと30代にさしかかるまでフリーターをし続けてしまう人がかなり多いんです。ここが大きな落とし穴ですね。
正社員は最初こそ給与は低いですが、フリーターと違い年齢である程度給与が上がって行ったり実績や会社への在籍年数で給料も上がっていきます。そのためスタートは同じでも生涯収入で比較すると先ほど説明したように、3~4倍もの差がついてしまうのです。
ですので20代は正社員と同じ給与だから大丈夫!という安易な理由でフリーターを続けていると30代をすぎてから必ず後悔することになります。
しかし昇給のみでは3倍の差はつきすぎですよね。
実は他にも正社員がもらえてフリーターが貰えないお金が存在しますので見ていきましょう。
ボーナス
基本的に正社員は会社からボーナスが出ます。
企業によりますが平均的には中小企業は給料の1か月分のボーナス。大手の場合は給与の2.5か月分のボーナスがでることが一般的です。
例えば中小企業の正社員もフリーターも20万円の月収だとします。
中小企業の正社員は夏と冬のボーナスが1カ月分もらえるので正社員の年収は単純計算でも280万円、フリーターはボーナスは出ないので年収240万円とこれだけでも40万円の差が生まれます。
これももちろん、時間がたつほど大きくなる差です
退職金
続いて退職金です。退職金とは定年を迎えた正社員が会社から退職とともにもらうことのできるお金のことです。
退職金の平均はこれも企業によりますが、転職サイトのマイナビのデータによると、勤続20年以上の場合で1,941万円貰えるのが平均だそうです。
一方フリーターで勤続20年して定年退職しても貰えるお金は0円です。
0円ですよ!!おどろきますよね。
正規雇用されていないフリーターに退職金を支払う義務はありません。これではフリーターと正社員の間に大きな格差が生まれるはずですよね。
フリーターが年収を上げるための方法
フリーターはボーナスや退職金で正社員と大きく収入の差がついてしまうことがわかりましたね。
フリーターが年収を上げる方法はないのでしょうか?
この項ではフリーターが年収をあげるための方法についてみていきたいと思います。
掛け持ちをする
アルバイトであってもいくらでも働けるというわけではありません。通常は労働基準法に従って労働時間などを決めなければなりません。
労働基準法は労働者を守るための法律で1日の労働時間は8時間以内で1週間の労働時間は40時間以内というルールがあります。
ですのでアルバイトであっても、この範囲内を守り社員はシフトを組んでいるのです。
したがって、あなたが稼ぎたいから8時間以上、40時間以上働きたくても無理なのです。
しかし複数のアルバイトをかけもちすれば、これが解決します。2つ以上の仕事をかけもちすることができれば、労働基準法の8時間以内、40時間以内の範囲に縛られずに働くことができるのです。
しかし、アルバイト先によってはかけもちが禁止されている場合もあるようなので確認してみた方が良いでしょう。
時給1.000円で一日12時間、月に60時間稼げば単純に24万円の月収を得ることができます。しかし若いうちは良いかもしれませんが、これをいつまでも続けることは出来るでしょうか?
つまり健康状態に問題が出てくるのです。
過労は死に繋がる可能性もあります。そこまでいかなくとも体を壊し逆に収入がなくなる可能性がありますので体力に自信がある方でも注意した方が良いでしょう。
時給の高いバイトにシフトチェンジする
今のアルバイトでは希望の年収が得られないのであれば、時給が高いアルバイトに変更して同じ時間でも効率よく働いてみるのは如何でしょうか?
時給が高いアルバイトだと勤務時間を増やさなくてもいいので、歳をとってから辛くなることもなく安心です。
効率良く収入を得ることができる仕事はコチラ!
・パチンコ屋
・コールセンター
・クレーム対応
・現金輸送車
・警備会社
こういった仕事は、一般的に時給が高めに設定されています。
男性の場合は力仕事もある程度できると思いますので、引越し屋さんや、工事現場の作業員なども良いのではないでしょうか。
正社員になる
フリーターから正社員になるのも年収アップの近道です。正社員の求人でもアルバイトのように、パソコンが基本的な知識のみでもOKだったり、未経験OKだったりのものが数多くあります。
安くても都内でしたら月給20万円くらいの募集なら沢山あります。
月給20万円じゃいまと収入が変わらない!
と思うかもしれませんが、前の項でお話しした通りボーナスや退職金など長い目で総合的にみると正社員のほうが収入は多くなりやすいです。
また正社員になると企業が福利厚生として社会保険や年金等の費用をある程度負担して支払ってくれます。
そのためフリーターよりも保険料や年金の負担額が軽くなり実質使えるお金は増えるのです。
フリーターと正社員のメリット・デメリット
フリーターが正社員として働くと、以下のようなメリット・デメリットがあります。
《メリット》
・安定した雇用
・年収がアップ
・職場の福利厚生を得られる
・社会的信用が増える
《デメリット》
・自由に休みが取れない
・責任が増える
正社員として就職した場合は基本的には定年までその企業に勤務できる権利を得たことになります。フリーターだと雇用期間が決まっていますので企業都合の解雇ができますが、正社員ですと其れ相応の理由がないと解雇することができません。更に社会的信用が増えますのでクレジットカードの作成や賃貸契約の契約者になれたり、住宅ローンを組めたりします。
デメリットとしては正社員は有給を使わない限りフリーターのように平日に連休をとることはできません。更にバイトと違い責任を負う必要もあります。
続いてフリーターのメリットとデメリットです。
《メリット》
・自由に暮らせる
・責任がない
・嫌ならすぐ辞められる
《デメリット》
・社会的信用がない
・将来性が見えない
・雇用が安定しない
・老後が不安
・社会保険や年金を自分で支払う必要がある
正社員とフリーターのメリットデメリットは表裏一体でしたね。
自由を選ぶか安心を選ぶかと言うところです。
フリーターから正社員になるためには
如何でしょうか。
正社員になった方が断然お得なことはご理解頂けたのではないのかなと思います。
フリーターには自由などのメリットもありますが、我々はあと半世紀以上生きていかなければなりませんから、将来を考えると正社員になる以外考えられないと思います。
最後にフリーターから正社員になるための方法をお教えします。
・今更正社員になれるかどうか自信がない
・そもそも求人の探し方がわからない
・学歴がないから無理
フリーターの方の中にはこのような理由で正社員の求人へ応募してこなかった方も多いのではないでしょうか。
このような方にオススメしたいのがリクルートスタッフィングの就職エージェントです!
簡単に言うと就職を支援するサービスです。
普段の仕事をしながら正社員のお仕事を探すこともできますのでリスクも少なくおすすめです。
職歴のない方のための履歴書の書き方のレッスンやビジネスマナーなども1から教えてくれます。
正社員になりたい方は一度相談してみると良いでしょう!
「就職のために何から始めたら良いか分からない」
という方もまずは就職エージェントに相談してみましょう。
まとめ
今回はフリーターと正社員の年収事情を徹底調査したまとめでした!
まとめてみると、、
・フリーターと正社員の生涯年収は3倍以上違う
・フリーターとして年収アップには限界がある
・フリーターでは老後の不安を解消することはできない
ということがわかりました!
体力が落ちてきてからの転職活動は思いのほか大変ですし、求人数も年々減少していきます。
是非今のうちに正社員への第一歩を踏み出してみてくださいね。
不安な方はまずリクルートスタッフィングの転職エージェントに相談してみることをお勧めします。あなたにあった転職先を親身になって探してくれますよ!
ここまでご覧頂きありがとうございました!