何の経験もないフリーターにオススメする仕事とは

2021年07月17日

何の経験もないフリーターにオススメする仕事とは

今回は

  • 職歴がないけど就職できる?
  • 資格がないけど就職できるか不安、、

こんな方の為に、何の経験もないフリーターにお勧めなお仕事をまとめてみました!

それではご覧ください!

何の経験もないフリーターにオススメ出来る仕事集

まずおススメできるお仕事から解説していきたいと思います。
フリーターから正社員を目指す時に、経験者優遇などの求人に応募しても勝ち目はほぼありません。ですので、フリーターでも採用してもらえる可能性が高い求人を選びましょう。
それが「未経験歓迎・OK」の求人です。

新卒しか採用しない企業もありますが、逆に新卒にこだわらずに若い人材でやる気さえあれば未経験でも採用したい企業もあるのです。
また、このような企業ですと様々な世代の人間が雇われている可能性が高いので新卒の中で浮いてしまう心配も少ないです。むしろ元フリーターや第二新卒等、分かり合える同僚が多いのではないでしょうか。

未経験OKでも応募条件がある

未経験OKなので特別な資格やスキルは不要な場合が多いですが、1つだけどの企業も条件を出している場合があります。その条件とは年齢です。未経験OKであっても、多くの求人は35歳以下で高卒以上であることが必須でしょう。

35歳を過ぎた年齢になってしまうと、応募できる求人がグッと減り条件もかなり悪くなります。ですので、30前後の方は早めの就職活動をお勧めしますよ!

未経験OKの求人が多い仕事は?

続いてフリーターでも応募可能な未経験OKの求人を出す業界は、どのような業界なのか、どんな仕事があるのか、について見ていきたいと思います。
未経験OKの求人が多く出ている傾向にある仕事は以下の様なお仕事です。

【営業職】
まずは営業職です。営業職とは自社の製品やサービスを販売するお仕事です。

元フリーターが非常に多いので始めやすいお仕事だと思います。しかし営業職はノルマや数字を意識する必要があるシビアな仕事で、漫然と仕事をしているだけでは務まりません。その為就職できても、すぐに挫折してしまう人が多い離職率の高い仕事とも言われています。

ただ、学歴、経歴はほぼ関係ないので、メンタルが強い人や負けず嫌いな人、コミュニケーション能力が高い人は挑戦してみては如何でしょうか。結果さえ出せば勤務年数に関係なく高給を稼ぐことがができますよ!

【ビルの管理】
つづいてのオススメはビル管理の仕事です。
ビル管理の主な仕事としては、ビルの清掃からビル内の設備の点検、不具合があればそれらの対応等です。ビル管理の仕事はアルバイトとして募集される事も多いので一度でも経験した事がある人なら採用されやすいかもしれません。

ビル管理の仕事のメリットは資格も経歴もなくてもいきなり大企業に就職できるという点です。なぜならビル管理を運営している会社の多くが大企業の系列企業だから。
そのため福利厚生や退職金などの内容がかなり充実しており本社勤務の人と同等の手当てを受けることができます。

社内で転職をすれば思わぬところで大企業の良いポジションにつけるかもしれません。規模も大きいので倒産や失業に怯えるリスクもなくとてもオススメですよ。

【エンジニアおよびIT業界】
IT業界というと経験が必須なイメージがありますが、現在IT業界では人手不足が深刻なためプログラミングの知識が一切なくても若い人材が欲しい状態です。

1から教育制度を整えてくれている会社も多く、未経験から一人前のエンジニアに育ててくれます。
プログラミングを学ぶためには、有料のプログラミングスクールに通う方法が一番メジャーかと思います。しかしプログラミングスクールは数十万のお金がかかる場合が多いので、働きながらプログラミング知識を無料でつけることができるIT業界はイチオシにオススメです!!

IT業界には、大きく分けるとエンジニアとプログラマがあり簡単にエンジニアとプログラマの違いを解説させて頂きます。似ている業務に思われがちですが、仕事内容が全然違うので応募する前に違いを把握しておきましょう。

プログラマーの主な業務はプログラミングのコードを書いて、クライアントから依頼されたソフトやアプリケーションなどを制作します。プログラマーとして経験を積んで、様々なIT言語を習得したら、プログラマーに仕事を支持したりアプリケーションの設計書を作成するポジションであるシステムエンジニア(SE)にキャリアアップできます。
一切知識が無くてもOKのエンジニアの求人も出ていますが、基礎からしっかり学びたい方はプログラマーからキャリアアップして行った方が無難でしょう。

プログラマーとシステムエンジニアのお仕事内容を勘違いしている人は多いので気をつけましょう。

フリーターがリスクである大きな3つの理由

続いてフリーターがリスクである理由について解説していきましょう。

先に申し上げておきますが、夢がありフリーターをしていたり、目標のためにフリーターをしていたりする方はリスクではないので、飛ばしていただいて構いません。
しかし、ただ単に目標も夢も将来設計もなくフリーターとして過ごしているのであればリスクでしかありません。

結論から申し上げるとフリーターでいることで生じるリスクは以下の3つです。

  • 働き口がなくなる
  • 結婚や家庭を作ることができない
  • 能力の低下

これはフリーター全ての人にふりかかるリスクです。充実した生涯を送りたいのであればリスクをしっかり押さえておきましょう。

それでは個別に解説していきます。

働き口がなくなる

先ほども述べましたが企業は基本的に35歳までの年齢を優先して採用します。

それは正社員であっても、コンビニのバイトであっても同じです。あまりにも不人気なバイトなら主婦や高齢者を歓迎にして求人を出すかもしれませんが、大学生や若いフリーターが集まってくれる人気で割りのいい仕事はまず35歳以上を採用はしてくれないでしょう。

経験があるなら別ですが、経験もない物覚えの悪い高齢フリーターは勿論雇いたくないと思うのが普通ですよね。年齢が若ければパワーもありますし、今後数年働いて欲しい!と教える側のモチベーションもあがりますよね。厳しい話ですが、なにか特別な能力がない限り高齢フリーターの働き口は減少していくでしょう。

結婚や家庭を作ることができない

フリーターの最大のリスクはこれです。ずばり収入が低いこと。

単身者がアパートで自炊して生活するにあたって必要な金額は月に13万円前後といわれています。20代なら13万円はフリーターでも余裕で稼いでいると思いますし、30代でもそのくらいは稼げていると思います。フリーターは自分一人食べていくだけなら問題ない収入を得られます。もちろん、このまま一人で食べていくのならフリーターのままでも大きな問題はないかと思います。

しかし、結婚や出産、子供の教育費などを考えてみるとどうでしょう?
フリーターであっても将来は子供と奥さんがいて、できたら一軒家かマンションを買って幸せな家庭を築きたいと思う人は多いのではないでしょうか?はっきり言いますがフリーターではそのような生活を送ることはできません。

共働きにすればなんとか子供を持って暮らしていけるかもしれません。しかし妊娠中や子供が小さいうちは奥さんが働けないので、その分貯蓄をしておく必要があります。更にフリーターは厚生年金や社会保険に加入できない場合が多いので、出産手当金や傷病手当金など出産するにあたって受給できる可能性のある大切な手当てを貰うことはできません。

そしてローンはもちろん組めませんので、一括でマンションや戸建てを買う必要があります。持ち家は諦めたとしてもフリーターでは借りることができる家が非常に限られてしまうのです。そう考えてみるとフリーターのまま家庭を持つことは難しいといって良いでしょう。

能力の低下

フリーターで勤務する場合、ほとんどの場合だれでもできるお仕事が任されることが多いですよね。
プログラミングを新しく覚えたり高度な資格を取得する機会もほぼないと思います。

そうした日々を過ごしていると、だんだんとあなたの能力が低下していきます。人の脳はルーティーンな動きばかりだと、ほとんど頭を動かさなくても出来るようにできていますので、過去に身につけた知識や技術がどんどん衰えていきます。

十数年間もフリーターをしていたら、ずっと正社員で働いてきた人との頭の違いは絶望的なものになります。向上心がない人であっても、ただ歳をとっただけの人生は嫌ではないですか?

未経験のフリーターにオススメする職業はどんな仕事?

最後に未経験のフリーターに私がオススメする仕事についてまとめてみました!

オススメは右肩上がりのIT業界

先ほども少し触れましたが、IT業界では人手不足が深刻なためプログラミングの知識が一切なくても若い人材が欲しい状態です。

福利厚生や教育制度を整えている会社も非常に多く、未経験であっても安心なんです。更にオススメの理由は今後10年でさまざまな仕事がAIに代替えされて人間が仕事を失ってしまうといわれる中でIT業界はAIを動かす側の人間なので、今後どんどん仕事が増えていくことが見込まれています。

せっかく正社員になっても仕事がなくなってしまうのでは意味がありません。是非将来性のあるIT業界への就職をオススメしたいです。

就職できるか自信がない方は就職エージェントの力を借りてみては?

もし既に何社も応募しているのに落ち続けてしまう人は、転職サイトがあっていないor就職方法が間違っているのかもしれません。

求人サイトには種類や傾向がありフリーターが応募しやすい求人サイトと新卒向けの求人サイト、キャリア向けの転職サイトなどがあります。新卒向けのサイトで頑張って応募し続けても、ライバルが新卒なので無駄な努力になる場合が多いです。

しかし、求人サイトをうまく使い分けるのはなかなか難しいです。
そこでオススメしたいのが就職エージェント。優秀なキャリアアドバイザーからアドバイスを受けることです。はじめての就職の方のために履歴書の書き方や面接対策などをしています。

是非フリーターから正社員になってリスクを減らし安定した生活を送りましょう!

おまけ

フリーターがバイトのことを仕事という件について

今回は某掲示板で【フリーターがバイトのことを仕事という件】について議論していたのでオマケでまとめます。

『フリーターがバイトのことを仕事と言うのは笑えるw』
『今日仕事なんだ〜と言うと仕事ってバイトでしょ?wと馬鹿にされる』
『アルバイトはpart time jobの略だから仕事でいいでしょ!』
『↑フリーターが怒ってるwww』

このようにフリーターは何も悪いことはしていないのに、世間的にもバカにされてしまう傾向にありますので、是非みなさんも正社員への道をきり開いてくださいね!

ここまでご覧頂きありがとうございました!

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