2019年09月24日
【一般事務】ワード・エクセル出来ない!最低どの程度のスキルが必要?
一般事務の求人を見ていると『基本的なPCスキルで大丈夫!』や『PCに詳しくなくてもOK』
『基本的なPCスキル必須』など色々な文言が出てきますよね。
しかし、基本的とはどの程度か分からなく応募できない方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな疑問を持つ方の為に一般事務に求められるPCスキルレベルについてまとめてみました!
『基本的なPCスキルってどの程度のレベルを言っているの?』
『採用に有利になるPCスキルはどの程度?』
こんな疑問がある方や、これから一般事務をしたい方・目指している方は是非ご参考にしてみてください。
それでは見ていきたいと思います。
目次
・一般事務にワードは最低どの程度出来なきゃいけない?
ワードとは?
まずはワードを知らない方の為に簡単にワードについて解説させて頂きますね。
ワードとはMicrosoft社が提供している文書を制作するパソコンソフトの事です。
文字を入力し文書を作成することが出来ますので資料や企画書を作成する事が出来ます。
ただ文書を打っていくだけではなくフォントの使い分け、画像の挿入や表も作成できますので従来の書類作成ソフトや手書きの書類と比べて「見やすさ」や「わかりやすさ」が各段にアップした書類を作成できるソフトです。
殆どの会社はワードを導入していますので事務員になるのでしたら絶対関わるパソコンソフトと言って良いでしょう。
どれくらいのスキルが必要?
それでは求人に『基本的なワードスキル必須』と記載があった場合、どの程度のスキルが必要なのか見ていきましょう!
基本的なスキルとは、具体的に言えば
・上司がまとめた紙に書かれた文書をWordに入力し印刷できる
・文章だけではなく、必要に応じて図やイラストを混じえた文書が作れる
・社内公募の簡単なチラシを作成できる
上記に挙げたことが問題なくできるのであれば『一般的なワードスキル』をクリアしていると言って良いでしょう。
もし出来ない方でもパソコンソフトの中でワードは比較的難易度の低いソフトですので独学で十分習得可能ですよ!
・一般事務にエクセルは最低どの程度出来なきゃいけない?
エクセルとは?
エクセルもワードと同じくマイクロソフト社の提供しているパソコンソフトです。
詳しくご存じでない人の為に簡単にエクセルについてご説明させて頂きます。
ワードが文書作成ソフトとするとエクセルは表作成・計算ソフトです。
エクセルを使用すれば表やグラフの作成や四則演算、マクロの作成、関数の作成が簡単に出来ます。
一般事務のルーティンワークの1つに会社があらかじめ作成したフォーマットに日報や数字を入力する業務が必ずと言って良い程あります。
慣れてくれば、Excelで管理シートを作成することも求められてきますのでExcelスキルは事務職に必須といって良いでしょう。
Wordと違い、文字を打てばいいだけではないので、少々難易度はあがります。
高度な知識やスキルが必要となりますが、一般事務ではワードが使えることよりもエクセルが使えることの方が重要視されますので頑張って習得しましょう。
Excelならではの機能を使いこなすことができれば、キャリアアップも可能ですよ。
どれくらいのスキルが必要?
それでは求人に『基本的なエクセルスキル必須』と記載があった場合、どの程度のスキルが必要なのか見ていきましょう!
基本的なスキルとは、具体的に言えば
・データの入力、編集ができる
・SUM(足し算)AVERAGE(平均)など簡単な数式が解る
・VLOOKUP(検索)IF(条件分岐)といった関数を使った操作が解る
上記に挙げたことが問題なくできるのであれば『一般的なエクセルスキル』をクリアしていると言って良いでしょう。
もし出来ない方でも、この程度のレベルであれば書店などで購入できるエクセル入門の本等で独学で十分習得可能ですよ!
エクセル・ワードともに出来ない方であればエクセルから習得していく事をお勧めします!
・就職に有利なワード・エクセルスキルのレベルはどの程度?
基本的なPCスキルについてご理解いただけたかと思いますので続いて会社に『即戦力!』と思ってもらえる程度のPCスキルはどれくらいなのかを解説していきたいと思います!
実際あなたがどれだけPCを保有していて使えても採用担当に口頭でPCスキルについて説明しても限界があるでしょう。
その為、有利に就職活動をしたいなら十分なPCスキルを保有していると証明できる資格を取得するのがおススメです。
資格はなんでも良いという訳ではありません。
お勧めは代表的で知名度の高いMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の資格。
MOSとは、先ほど解説したWordやExcelなどのマイクロソフト社のオフィスソフトをどれくらい使えるかを示す資格になります。
簡単に言えばMOSを持っているだけで採用担当にワードやエクセルが使える人とアピールすることができるのです。
MOSの受験価格や試験内容・試験の開催頻度は?
MOSの試験科目にはワード(文書作成)、エクセル(表計算)、パワーポイント(プレゼンテーション)、アクセス(データベース管理)、アウトルック(電子メール・情報管理)があります。
就職を有利にしたいのであれば、ワード・エクセルは必須で取得しておきたいです。
できればパワーポイントも取得しておくと更に有利になりますよ!
MOSは月に1~2回各地で試験が開催されていますし、年齢や学歴に制限されず老若男女問わず誰でも受験資格があります。
受験費用は10,584円と少々割高ですが合格率は80%と言われており、しっかり勉強しておけばほぼ一回で合格できる資格です。
■ワードの試験内容
Word 2016
文書の作成と管理
文字、段落、セクションの書式設定
表やリストの作成
参考資料の作成と管理
グラフィック要素の挿入と書式設定
■エクセルの試験内容
Excel 2016
ワークシートやブックの作成と管理
セルやセル範囲のデータの管理
テーブルの作成
数式や関数を使用した演算の実行
グラフやオブジェクトの作成
更にパワーポイントも使えれば就職に更に有利に働きますので追加でご説明させて頂きます!
PowerPointとは図やイラスト、写真などビジュアル要素を多用した資料やチラシを作るソフトです。
もともとはプレゼンテーション用のスライドを作るソフトですが、同じオフィス社のWordやExcelで作ったデータを組み合わせて資料を作ることもできます。
最近ではワード・エクセルと同様に一般事務の必須項目になってきましたので扱えるようにしておくと役に立つ場面があるでしょう。
■パワーポイントの試験内容
PowerPoint 2016
プレゼンテーションの作成と管理
テキスト、図形、画像の挿入と書式設定
表、グラフ、SmartArt、メディアの挿入
画面切り替えやアニメーションの適用
複数のプレゼンテーションの管理
・初心者でも簡単に学べるワード・エクセルのツールは?
それでは最後に効率よくワード・エクセルを勉強できるツールについてご説明させていきたいと思います。
パソコンスクールを活用する
コストはかかりますが、パソコンに馴染みのない方や時間のない方には断然スクールがおススメです。
ExcelやWordのみではなく基礎からしっかり学習できますので後々困ることもありません。
スクールにも2パターンあります。AVIVAの様な大きな駅に点在している通う通学講座と自宅にパソコンがあれば家で勉強することができるオンラインの通信講座です。
自分で時間管理をできる方なら通信講座でも良いかもしれませんが習い事の様に時間が決まっていないと学習できない方は通学口座に通った方が良いでしょう。
通学講座の相場金額は、やはり講師代や場所代がかかりますので割高です。
150分授業を8回で50.000~70.000円程度なのでお金に余裕がありPCが苦手な方、しっかり1から覚えたい方はスクールを利用してみてください。
通信講座は場所代や電気代がかからない為、通学講座と比べると多少安くなり相場金額は30.000円程でした。
学割プランなどを設けている教室も多いようですので学生の方はもう少し安くスクールに通えそうですよ!
入門書を参考に独学に挑戦
パソコンに馴染みのある方でしたらMOSは独学でも習得できます。
WordやExcelは本来、一人でも理解できるように作られていますので、書籍等を参考に勉強すれば一通りの操作はできるようになります。
大きな図書館に行けば参考書の貸し出しも行っていますので、うまく言えばコスト0で合格できるかもしれません。
もしテキストを購入するのでしたらおススメの本があります
それは『よくわかるマスター MOS対策テキスト&問題集(FOM出版)』です。
試験対策はこの一冊で十分ですし、実際私はこの一冊でMOSに合格しました。
MOSの試験内容より少し難易度の高い一冊になっていますので、この参考書を問題なく理解できれば合格間違いないでしょう。
独学ですと、パソコンスクールとは違い講師がおらず、
わからない箇所があっても質問できない事が最大のデメリットかと思いますが最近はわからないことはネットで調べれば大抵のことは解決しますよね。
自分で調べることにより、どんどんPCに対して得意意識も芽生えていきますので個人的には独学がおススメですよ!
まとめ
今回は一般事務職に求められるPCスキルについてのまとめでした!
一般事務は未経験歓迎の求人が多い職業ですが、事務に関してのスキルはなくても良いですが最低限のPCスキルは最初から求められる事が殆どですので、後から後悔しないためにも、しっかり勉強しておきましょう!
他の就活者と差をつけたい方にはMOSの取得をお勧めしますよ!
MOSはしっかり勉強しておけば必ず合格できる合格率が高い割に認知度の高い資格ですので取得しておいて損はないでしょう!
ここまでご覧いただきありがとうございました!